有賀園ゴルフで2022年上半期に売れたシャフトベスト5
今年、上半期に売れていたシャフトはどのモデルだったのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上総数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。
第1位 SPEEDER NX(スピーダー エヌエックス)(藤倉コンポジット)

NXはスピーダーエボリューションの後継モデルとして登場。藤倉独自のシステムで、スイング中のクラブの動きを可視化し、そのデータを元にシャフトの部分ごとのトルクをコントロール。先端と手元のトルクを締めて、中調子の振りやすさと高初速、高弾道の両立を実現させたモデルです。こちらの初代は、通称「ブルー」と呼ばれています。2021年9月発売。メーカー希望小売価格:4万4000円(税込み)
ダントツの売れ行き。しなり感が感じられて無理なく振れると人気
メーカーカスタムで選ぶ人も多かったですが、アフターマーケット、いわゆるリシャフト市場でもダントツの人気でした。
22年モデルのシャフトは各社フック対策のモデルが多く、「しっかりしすぎる」「硬い」という声が多い中、こちらは適度にしなり感が感じられて、無理なく振りやすいという声が多く聞かれました。スピーダーらしい走り感で人気でした。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)
第2位 VENTUS BK(ベンタス ブラック)(藤倉コンポジット)

オフセンターヒットでもヘッドのねじれを抑制し、優れたボールコントロール性能を発揮する「VeloCore Technology(ベロコア テクノロジー)」を搭載。さらにシャフト先端の高い曲げ剛性がボール初速の最大化を生み出しています。多くのツアープロも愛用する、低スピン・低弾道でコントロール性能に優れたシャフトです。2021年2月発売。メーカー希望小売価格:5万5000円(税込み)
しっかり叩きにいけるシャフトを求める人に支持されました
左方向へのミスに強いシャフトで、かなりしっかり感があります。
思い切り叩きにいけるモデルで、同じベンタスの「ブルー」よりもハードな印象です。
僕が推奨する「やさしいヘッドにハードなシャフト」というセッティングにも応えてくれるモデルだと思うので、オススメもしやすかったですね。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)
第3位 SPEEDER EVOLUTION VII(スピーダー エボリューション セブン)(藤倉コンポジット)

加速感があって、ボールはつかまりやすく、大型ヘッドでもブレない強さを持った先中調子のシャフトです。先端がしなって加速する性能を持ちながら、強い材料を使っているので、安定性も兼ね備え、強いインパクトを実現します。硬すぎない手元剛性で、切り返しでは自然にタメが作りやすく、間が取りやすくなっています。2020年9月発売。メーカー希望小売価格:4万4000円(税込み)
2年前のモデルですが、まだまだ人気は高いです
最後のスピーダーエボリューションとなるセブン。走り感があって、しっかり球がつかまると評価されて、売れ続けています。
データを見ると、40グラム台が多く売れているので、もしかすると、NXだと球がつかまりきらない女性に選ばれていた可能性も高いですね。
軽くて、ヘッドを走らせることができるシャフトとして、人気を集めたようです。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)