- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ギア・グッズ
- アスリート女子ゴルファーがグラファイトデザインのシャフト「aG19」「ツアーAD CQ」を試打!
グラファイトデザインのシャフト新製品、Gシリーズの2代目「aG19」と、ツアーADシリーズの「ツアーAD CQ」を女性ゴルファーに打ち比べてもらいました。
アスリート女子には「ツアーAD CQ」が「バランスのいい先調子」と人気
競技に挑戦している女子たちは、しっかりめのシャフトが好みのようで、今回の試打会場では「ツアーAD CQ」を評価する選手たちも多く見られました。こちらのシャフトには、どんな特性があるのでしょうか。前出の石井さんは次のように話します。
「先端の剛性を下げた、先調子系のシャフトです。通常の先調子は手元を硬くしていますが、CQはガチガチに硬くしているわけではなく、手元側に復元力の高い素材を採用してスピード感を感じられるようにしています。ですので、切り返しでしなりを感じやすく、さらに先端部は剛性が低いのでつかまりがよく、ヘッドが走る感触を得られると思います。競技に挑戦するようなアスリート女子ゴルファーのみなさんは、少ししっかりしたシャフトでも振っていけるので、こちらを評価される方も多いですね」
実際に試打した選手からは「今まで先調子って、打点がバラつくとか、あまりいいイメージがなかったけど、これは先だけが動くんじゃなくて、手元側もしなっているのを感じられてバランスがいいですね。50グラム台のRがいい感触で、40グラムだと少し軽く感じて、逆に当てにくかったです。50グラム台は重さを感じないまま、ヘッドが走る感じを得られました」と、かなり高評価なコメントが聞かれました。
また「私は4のR2(40グラム台のR2)がすごく振りやすかったです」と話す選手もいて、豊富なラインナップが幅広いゴルファーに対応していると感じさせてくれます。
「CQ」は「コンクエスト」の略とのことで、「コンクエスト」には「征服する」「克服する」という意味があります。自分自身のゴルフの課題を克服できるシャフトとして人気を集めそうです。
自分のスイングに合わせて特性の異なるモデルが選べるのは嬉しい
ここまで、試打会に供された新製品であるGシリーズの2代目「aG19」とツアーADシリーズの「ツアーAD CQ」について述べてきましたが、会場にはGシリーズの初代や、ツアーADの前モデルなども用意されていて、選手たちはみな、既存モデルも含めて試しながら、自分に合うものを選んでいました。
一般的に、女子ゴルファーは「シャフトを選ぶ」ということ、つまりクラブをパーツごと選んでカスタムし購入するということをあまりしないようです。しかし実際に打ち比べてみると、シャフトひとつで変わる「違い」を感じることができたようで、それぞれにベストなモデルを楽しそうに選んでいたのが印象的でした。
重さや硬さも幅広くラインナップされているので、スイングスピードが速くなくても使えるモデルが増えてきているのは嬉しい限りです。
いろいろ試して、自分がタイミングをとりやすい、好結果が残せるシャフトを探して欲しいものです。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking