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- メジャーで89%! “ゴルフプライド一強”のグリップ使用率 異変は“真っ黒”から“ツートン”への移行!?
年間のメジャートーナメント初戦となるマスターズでは、優勝争いする選手の活躍だけでなく、使用するギアにも注目が集まります。今回、選手達の最新グリップに注目してみると、新しい傾向が見えてきました。
定番中の定番「ツアーベルベット」に「MCC」が拮抗
4月6日開幕のマスターズ。メジャー4大会の初戦となるこの大会は優勝を争う選手本人だけでなく、使用するギアにも注目が集まります。特に注目度の高いドライバーのヘッド使用率はもちろん、日本メーカーが強いシャフトもトレンドが顕著に出るため、チェックしている道具好きのゴルファーも多いのではないでしょうか。

ただし、グリップだけは別。体とクラブをつなぐ重要なパーツではあるものの、いまひとつ地味な存在であることが否めないことに加え、何十年もツアー使用率、市場シェアともに「ゴルフプライド」の一強状態が続いていることも大きいかもしれません。2022年のメジャー4大会通算では、89%という驚異的な使用率を記録するとともに、優勝者全員がゴルフプライドのグリップを使っていました。ただ、最新のトップ選手たちの使用グリップに注目すると、新しい傾向も見えてきています。
ゴルフプライドの代表モデルと言えば、1995年から続く「ツアーベルベット」。世界ランキング1位でマスターズでも優勝候補の大本命に挙げられるスコッティ・シェフラーやメジャー2勝の実力者ジャスティン・トーマスが「ツアーベルベット」を使っています。タイガー・ウッズも「ツアーベルベット」のコード入りを長く愛用していることは有名です。一方、近年、急激に使用率が高くなってきたのが同社の「MCC」です。
ゴルフクラブのグリップは超重要!ゴルファーと唯一の接点であるグリップのすべて
日本でゴルフプライドを展開する日本フェィウィックに取材したところによると、下記、PGAツアー主要スタッツの上位選手を見ると、「MCC」が「ツアーベルベット」に拮抗してきているのが分かります(データはホンダクラシックまでのもの)。
【平均ストローク上位10選手】
1位 ジョン・ラーム MCC
2位 ローリー・マキロイ MCC
3位 スコッティ・シェフラー ツアーベルベット
4位 ジェイソン・デイ ツアーベルベット
5位 マックス・ホーマ ツアーベルベットコード
6位 トニー・フィナウ ラムキン
7位 ミト・ペレイラ MCC
8位 ザンダー・シャウフェレ MCC
9位 ジャスティン・ローズ ラムキン
10位 マーベリック・マクニーリー MCC
【ドライビングディスタンス上位10選手】
1位 ローリー・マキロイ MCC
2位 ミト・ペレイラ MCC
3位 ブランドン・マシューズ ツアーベルベットコード
4位 蝉川泰果 パルマックス
5位 キャメロン・ヤング Zコード
6位 ジョン・ラーム MCC
7位 ウインダム・クラーク ツアーベルベットコード
8位 ゲーリー・ウッドランド ツアーベルベットコード
9位 キャメロン・チャンプ MCC
10位 ジョナサン・ベガス ツアーベルベットコード
この表で面白いのは、飛ばし屋はコード入りのグリップを好むというのが如実に表れている点。ツアーベルベットコードはもとより、使用率を伸ばしている「MCC」もデザインとしてツートンカラーになっているだけでなく、グローブをした手で握る部分はコード入りのラバーグリップになっています。一方、素手で握る利き手部分は柔らかいラバー素材を使ったハイブリッド型の構造になっているのが特徴。グローブをした手ではしっかりしたホールド感を出しつつ、素手で握る部分はソフトなフィーリングを出せることが選手から高く評価されており、どんどん使用者が増えてきているということです。
ゴルフクラブのグリップは超重要!ゴルファーと唯一の接点であるグリップのすべて
PGAツアーで人気を二分するゴルフプライドの2モデル。「ツアーベルベット」が王道のラバーグリップとするならば、「MCC」は機能性を追求した新世代のグリップということができるでしょう。
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