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- コースでの“応用力”に大きな差が出る! 全ての番手を「左カカト線上のボール位置」で打つ練習を勧める理由
200名を超えるスクール生を擁する「ヨコヤマゴルフスクール」横山健司プロは、必ずどんな番手も「ボール位置は左カカト線上」で練習するようにレッスンをしているそうです。賛否両論があることを知ったうえで、「スイング作りの基本」として実践して欲しい理由とは何なのでしょうか。
「スイング作り」は左カカト線上、コースに行ったら「ご自由に」な理由
アマチュアにレッスンする際、どんな番手も「ボール位置は左カカト線上が基本」とお伝えしています。「打ちづらい」や「プロはもっと右に置いて打っている」などの声がありますが、そういった事実を踏まえたうえで「スイング作り」ではあえて勧めています。
実際に自分がコースでアイアンを打つ時には、必ずしも「左カカト線上」に置いている訳ではありません。
コースでのラウンドでは状況や調子に合わせて「ご自由に自分の置きたい場所にボールを置いてください」といっているのですが、練習時には「真ん中のボール位置でしか打てない、ではコースで応用することができません」と伝えています。
「左カカト線上付近にヘッド軌道の最下点を作る」という基本のスイングを作り、どんな番手で打ってもボールに当たるように準備しておけば、傾斜などに応じてボール位置の調整できるようになるからです。ボールを左カカト線上付近に置くのは、あくまで「練習時」だけの話だと知って欲しいと思います。
練習時のボール位置で「スイングのクセ」が改善できる
全ての番手で「左カカト線上」が必ずしも正しいボール位置ではありません。だからといって、練習でボールに当たらないのは問題です。
当たらない理由はヘッド軌道の最下点がボール位置よりもはるか手前になっているからで、上半身が傾きすぎや体重が右足に残りすぎ、タメが解けるのが早すぎなど、アマチュアが「やりたくないスイング」の原因になっています。
裏を返せば、練習で当たるようなればスイングのクセも改善できる可能性があります。しかし、結局ボール位置を右にズラしていては何も変わらないままです。いわゆる「練習場だけうまい人」になってしまう可能性もあります。
スイングフォームを気にせずボールにしっかり当たるように練習するだけで、自然に軸が真っすぐになる「左に体重が乗ったインパクト」になるのが「左カカト線上のボール位置」なのです。
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