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- 「ゴルファーと電気自動車の相性」って実際どうなの? 最新EVを借りて分かったメリットデメリット
今後はどんどん増えていくことが予想される電気自動車。しかし、長距離の利用がメインとなるゴルファーには「運転はラクそうだけど、バッテリー切れが心配」という声も多い。そこで、ゴルフイラストレーターの野村タケオ氏が、実際に電気自動車を借りて様々な疑問をレポートしてくれました。
BYDの電気自動車を借りてゴルフに使い倒してみた
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ゴルフに行くための必需品といってもいいのが車です。電車で行けるゴルフ場もありますが、やはり車で行っている人が大半じゃないでしょうか。
しかし高速代もガソリン代も高くなりましたよね。そこで思いついたのが「電気自動車」いわゆる「EV」ってやつですね。最近はゴルフ場の駐車場にEV用の充電施設があるところも増えたし、EVでゴルフに来ている人もちょこちょこ見かけるようになりました。

ぶっちゃけゴルファーズカーとしてEVって「アリ」なのでしょうか? ってことで、実際にEVをお借りしてゴルフ場に行ってみました!
今回僕がお借りしたのは「BYD」というメーカーの「BYD ATTO3」という車。SUVタイプの車で、全長4455ミリ、全幅1875ミリという取り回しのいいサイズ。カタログ数値では満充電での航続距離が470キロとなっています。
トランクは十分に広いのですが、残念ながらゴルフバッグを真横に積むことはできないので、分割式のシートを倒して積みます。4人でのゴルフは無理そうですが、3人なら全く問題なさそうです。

スタートボタンをポチっとすると、モニターに画面が映りますが、当然ながらエンジン音がしないので、これでちゃんと動くのか? と少し心配になります。
アクセルを踏むと静かに、そして滑らかにスーッと車が動き始めます。アクセルを踏んだぶんだけ加速する感じで、この感覚は本当に気持ちいい。
4人乗って移動したとき(ゴルフじゃないですが)、全く重さを感じさせずスーッと加速しました。これはEVならではの感覚ですね。なので、3人でゴルフ行っても全く問題なさそう。ゴルフ場って入り口からクラブハウスまでがけっこう登り坂になっているところがありますが、まったくストレス無く登ってくれます。
高速道路の運転は驚くほど「ラク」!
ゴルフ場に行くには高速道路を使うことが多いと思いますが、合流の加速も全く問題なし。
そしてレーンキープ機能付きのクルーズコントロールがついていたので、長距離運転でもラクラクでした。スピードを出してもエンジン音がしないので静かなのもうれしいです。
さて、問題は航続距離です。カタログ数値は470キロ(WLTC値 国土交通省審査値)ですが、これはガソリン車でもそうですが、走り方やいろいろな条件でカタログ数値通りにはいかないもの。

ゴルファーはやはりある程度の距離を走ることが多いので、航続距離はかなり気になりますよね。実質どのくらいの距離が走れるのでしょうか?
僕はこの車で往復の距離が約350キロのコースに行きました。行き帰りで少しだけ渋滞がありながらも、使った電気は75%ほど。充電98%くらいで家を出て、帰ってきたときには残り23%くらいでした。
この感じからすると、往復400キロのコースでも大丈夫そうですね。僕は仕事柄けっこう遠くのゴルフ場まで行ったりしますが、一般のゴルファーってそんなに遠くまで行くことってほぼ無いと思うので、このくらいの航続距離でも全く問題なんじゃないかと思いました。
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