- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- 「二度とゴルフ場に行きたくない!」と感じさせないために… コースデビューを成功させるコツと注意点
ビギナーだけのコースデビューは非常にハードルが高く、多くの場合は経験者が引率する形になります。ビギナーが上手にコースデビューするための「コツ」や「注意点」はあるのでしょうか。インドアゴルフレンジKz亀戸店で数多くのビギナーをコースデビューに導いた筒康博ヘッドコーチに話を聞きました。
コースデビューで「理想のタイミング」は
ビギナーにとって、コースデビューは練習場に通う時とは比べ物にならないほど高いハードルが存在します。
しかも未知の世界ながら「迷惑をかけちゃいけない」「ルールとマナーは大丈夫か?」などのほかに、ゴルフ場の予約から道具の準備まで「楽しい」とは程遠い様々なプロセスを踏まなければなりません。そんなことから、経験者の手助けなしに快適なコースデビューするのは難しいのが現実です。
私はゲームがきっかけでゴルフを始め、コースデビューまで「ひとり」で行いましたが、現在のようにレッスンプロの指導を受けていたら良かったと思う反面、「自らコースに行きたい」と思ったタイミングでデビューを果たせたことは間違っていなかった気がします。
私がヘッドコーチを務める「インドアゴルフレンジKz亀戸店」にもたくさんの人が訪れ、ゴルフをスタートさせてコースデビューを果たしています。稀に、まだクラブすら握ったことがないにも関わらず「会社のコンペが来週あるので練習しないといけない」という人もいます。
ムリなタイミングでコースデビューせざる得ないビギナーの多くは、「楽しい」と感じるよりも「辛い」が勝ってしまいがちです。コースデビューのタイミングに正解はないのですが、明らかに「まだデビューしたくない」人をムリに周りのゴルファーがデビューさせてしまうのは、長い目で見た場合あまりよいことではない気がします。
ほとんどのビギナーにとって準備の長さに関係なく「コースデビューは打ちのめされるもの」と考えると、「そろそろコース行っても大丈夫ですか?」ぐらいの気持ちが芽生えてからが理想のタイミングなのかも知れません。
スイングやルールを教える前にデビューで伝えるべきは「安全第一」
TVや映画等で「ゴルファーが観たくないもの」の一つが、ゴルフクラブを使ったバイオレンスなシーンではないでしょうか。それだけ、ゴルフクラブを振り回すの行為が「危ない」ということです。
備えとしてゴルファー保険の加入も含め、コースデビュー前のビギナーには必ず「安全第一」で全ての状況を判断するように伝えています。
具体的には「周りに人が居ないことを確認してから素振りをする」や、「急いでいてもこれから打つゴルファーよりも前方に出ない」などを事前にしっかり伝えておくべきです。
引率ゴルファーにとっては「当たり前な注意点」ですが、何も知らないビギナーが知っている保証は何もありません。「真っすぐ飛ばしたい」「前の組に遅れちゃいけない」と思うあまり、知らず知らずに「安全第一」ということが頭の中から抜けている場合も考えられるのです。
また「進行第一では?」と考える経験者の声も理解できますが、そもそもスロープレーは打ち込みやマナー違反の原因になる渋滞を引き起こす危険行為でもあります。
引率ゴルファーがレッスンしながらプレーしている光景を見かけますが、そんなことよりも事故やケガなく「安全第一」で無事に終える方が重要だと知って欲しいです。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking