いちいちマークするのは地味に面倒くさい… グリーンに乗ったボールは必ずマークしなきゃいけないの?

基本的にはグリーンオンしたらマークをしてボールを拾いますが、マークをせずにボールをそのままにしておくのはいけないことなのでしょうか。

マークは「マナー」に位置付けされる

 同伴者全員のボールがグリーンに乗ったら、カップから遠い順番にパッティングしていきますが、待っている人はボールをマークするのが基本です。

マークが義務付けられているわけではない 写真:PIXTA
マークが義務付けられているわけではない 写真:PIXTA

 しかし、なかには「時間短縮にもなるし、わざわざマークする必要がない」と考える人もいるかもしれません。

 では、自らがパットをする時を除いて、グリーン上のボールは必ずマークしなければならないのでしょうか。レッスンプロの山本昌夫氏は以下のように話します。

「グリーンの上のボールは必ずマークすることが義務付けられているわけではなく、プレーに影響がないと判断すればボールはそのままの状態にしていても問題はありません。マークするかしないかはルールではなく『マナー』に位置付けられています。しかし、止まっているボールの位置関係によっては、同伴者が打とうとしているパットライン上をほかのボールが遮っていることもあります。その際、同伴者にマークするよう指示を受けた場合はルールに基づき、マーカーを置いてボールを拾い上げなければなりません」

「ほかにも、複数人が同時にボール置いて素振りやライン読みをしていると。次が誰の番なのか分かりにくくなってしまいます。全員パッティングがスムーズに終わるようにするためにも、自分の番が来るまでマークをしておくことをオススメします。さらに、グリーン上のボールは拾い上げて表面に付いた砂や土を拭くことが認められている(規則13.1b)ため、マークをして損はないでしょう」

 もしもマークしなかったボールと同伴者がパッティングしたボールがぶつかってしまった場合、同伴者側(打った側)に2罰打が課せられるので注意しましょう。マークする前にボールを拾い上げた際にも1罰打を付加して元の位置にリプレースとなります。

2種類のマーカーを使い分けると良い

 マーカーはどのようなものを使っても問題ないのでしょうか。山本氏は以下のように話します。

「マーカーには、量販店で売られているマグネットや台座がついていて帽子に付けられるものもある『コイン型』と、ゴルフ場に置いてある裏に突起が付いた『押しピン型』の大きく2種類に分けられます」

「可能であれば2つとも持っていると良いです。例えばカップから遠い時にコイン型を使えばどこにマークしたかが一目瞭然ですし、近い時は押しピン型にすれば本体が薄いので、万が一、同伴者のボールが乗り上げてしまっても影響を最小限に抑えられるので便利です」

 また、ルール上ではボールを拾い上げた場所が分かれば専用のマーカーでなくても良いとされているため、忘れたりなくしたりした場合は硬貨でも代用が可能です。

 マーカーをルールやマナーに則った使い方をすれば、より一層スマートなゴルファーだと思ってもらえるでしょう。

【写真】プレー中のマナーもしっかり守ろう! 同伴者が打つとき「立っていい場所」「ダメな場所」&バンカーのならし方

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怒られてしまう可能性がある立ち位置はココ!飛球線後方に立つのはマナー違反です
ショットをしようとしているゴルファーの邪魔にならない理想的な立ち位置はここ
ラインを踏む可能性があると思う時は「ここを踏んでも大丈夫ですか?」と同伴競技者に確認しよう
最初はレーキの刃のあるほうで砂を押すようにして
引き戻す
裏返して滑らかにならす
裏で滑らかにならしながら入った位置まで戻る
裏で滑らかにならしながら入った位置まで戻る
砂に残るレーキの線や跡がピンに向かって真っすぐになるよう、ピンの方向を意識しながらならす
アゴに近い傾斜の部分は押す力を強くして砂を戻してあげるように
もしアゴのそばにボールがあっても、アゴの側からバンカーに入ってはいけません
レーキを使い終わったらバンカーの手前の低いところに置く
マークが義務付けられているわけではない 写真:PIXTA

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