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- ウッドを減らしてウェッジを多くするのは意味がない!? レッスンプロが勧めるフェアウェイウッドの番手選びとは?
芝から打つクラブの中で最も長いのがフェアウェイウッドであり、苦手意識を持っている人も多いでしょう。3番と5番を入れるのがオーソドックスとされていますが、実際はどの番手がオススメなのでしょうか。
100切りを目指している人はフェアウェイウッド不要
フェアウェイウッドは、3番と5番がスタンダードですが、なかには4番や7番などを愛用している人もいるでしょう。
ビギナーは特に、フェアウェイウッドを選ぶ際に「何番を最初に買うべきなのかわからない」と悩んでしまう人もいると思います。

そこで、レッスンプロ兼クラフトマンの関浩太郎氏に、スコア別にオススメの番手を聞いてみました。
「まだ100切りを達成できていない人は、フェアウェイウッドは持たなくても問題ないと思います。無理して使おうとすると、かえってスコアを落としてしまう可能性もあります」
「フェアウェイウッドに苦手意識を持つビギナーは多いため、アイアンに近いユーティリティーを選ぶか、ミドルアイアンで刻んでいくのをオススメします」
「100切りを達成して次は90切りを目標としている人の場合は5番ウッドを、80切りをしたい人は3番ウッドも加えるのが、一つの基準として覚えておくのが良いかもしれません」
3番ウッドは、上級者でも苦手としている人が多く「打つ地点の傾斜が緩やか」「ライの状態も優れている」「着弾地点の広さ」のような条件がそろっていないと使わない人もいるようです。
まず100切りを目指したい人は、フェアウェイウッドを使わずに、アイアンやユーティリティーで刻んでいった方が良いスコアがなりやすいのでオススメだと言います。
ウッドを1本にしてウェッジを厚くするのはオススメできない
では、3番と5番の2本を入れるのではなく、中間の4番ウッドを1本のみにするのはどうなのでしょうか。
「2本入れるところを1本で済ませられるので、費用は抑えることはできますが、3番と5番を持っているにもかかわらず、4番のみにするのは避けたほうがいいでしょう」
「お気に入りの4番が見つかってをどうしても入れたい場合は、7番ウッドやユーティリティーを1本追加することをオススメします」
「なかには『ウッドを1本減らしてウェッジを追加したい』と考える人もいますが、ウェッジを2本から3本にするのは良いですが、3本そろっているのを4本にするのは大きな変化は見込めないと思います」
基本的に、ドライバーやパターは1本しか入れないのでわかりやすいですが、フェアウェイウッドやユーティリティーはさまざまなセッティングのパターンがあるので迷いやすいかもしれません。自分のスキルのほかにも、よく行くゴルフ場の特徴から何番を入れておくと最適になるのかなども考慮するとスコアメイクしやすくなるでしょう。
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