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- バックティーから回る実力があるゴルファーは“毎回バックティー”でプレーした方が上達する? レッスンプロに見解を聞いてみた
バックティーからスムーズに回るには、そもそもの実力だけでなくある程度の“慣れ”も必要です。そして、どのティーから回ってもスコアを作れる人が、真の上級者といえます。
バックティーから好スコアを出せれば、大きな自信につながる
レギュラーティーの後ろに設置されているバックティーから回ることは、いわゆるひとつの上級者の証といえます。
たとえば、筆者のホームコースで開催される月例競技では、ハンデキャップ13.0以上の「Bクラス」はレギュラーティー、同じく12.9以下の「Aクラス」はバックティーを使用します。ちなみにシングルハンデのみが参加できるクラチャン(クラブ選手権)では、バックティーのさらに後ろにあるフルバックティーを使用します。
では、バックティーから回る実力や資格があるゴルファーは、常にバックティーで回った方が上達するのでしょうか。レッスンプロの小松拓夢氏に話を聞いてみました。

「バックティーから回る実力や資格がある方は、諸々の条件さえ許せば、バックティーを主戦場としてプレーした方が、さらなる上達につながると思います」
「バックティーから回ると、必然的にセカンドショットで長いクラブを使う機会が増えるため、相対的にパーオン率が下がります。そこでスコアを作るためには、ユーティリティーやアイアンの精度を高めていく一方、“寄せワン”をしっかりと拾っていく技術も求められます」
「バックティーからは、当然ながらグリーンがレギュラーティーより遠くに見えるので、ティーショットのプレッシャーや“力んで”しまう要素も増えます。また、仮にティーショットをミスした場合、レギュラーティーならリカバリー可能なケースでも、バックティーではそう簡単にはいきません」
「その一方で、難易度が上がるバックティーから好スコアを出せれば大きな自信になり、その自信がさらなる上達につながるはずです」
レギュラーティーを着実に攻略できることも上級者の証
筆者の経験上バックティーからスムーズに回るには、そもそもの実力だけでなくある程度の“慣れ”も必要だと感じています。また、バックティーを主戦場とすると、自分の強みや弱みが明確にあぶり出されるので、練習への取り組み方も変わってくるはずです。
ちなみに今年の初夏から真夏にかけて、クラチャン対策でフルバックティーから回り続けたのですが、久しぶりのバックティーが短く感じられました。とはいえ、“慣れ”とは不思議なもので、現在ではその感覚はすっかり薄れています。
一方、オープンコンペや仲間たちとレギュラーティーから回る場合でも、上達につながる要素は十二分にあります。小松プロは以下のように話します。
「普段はバックティーという方がレギュラーティーから回ると、グリーンがいつもより近くに見えるはずです。そのため、欲をかいて攻めすぎたり、いわゆるマネジメントの意識が薄れて雑になり、逆にスコアを崩すことがよくあります」
「距離が短くなるレギュラーティーでは、むやみやたらとドライバーを握るのではなく、フェアウェイウッドやユーティリティー、時にはロングアイアンを活用することが肝心です。そして、いつも以上にマネジメントの意識を高め、狙ったエリアに運んでいくことを徹底すれば、自ずとスコアはついてきます。また、プレーファストの観点からも、刻んで運んでいくクラブを有効活用するべきです」
「反対に、これからバックティーに挑戦していくという方は、ドライバーでムリに飛ばそうとせず、レギュラーティーの時と同じ感覚で十分です。もちろん、100ヤード以内のショートゲームの重要性は、どのティーから回ったとしても変わりありません」
筆者的にはどんなコースでも、どのティーから回ったとしてもゴルフはゴルフ。様々な条件や状況に自分をフィットさせていくこともゴルフの面白さであり、飽きのこない魅力につながっていると感じています。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.1」。
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