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- 敷居が高くて縁遠いけど… 「名門コース」と呼ばれるゴルフ場には何か基準があるの? 誰もが認める「名門」の具体名とは
一般的に「名門コース」あるいは「名門倶楽部」と言われているゴルフ場はいくつかありますが、「なぜ、このゴルフ場は名門コースと呼ばれるの?」と疑問を持つ人も少なくないかもしれません。そもそもどのような基準を満たせば「名門コース」と呼べるのでしょうか。
「名門コース」という言葉自体もはや避けるべき?
ゴルフ場の中でも、特に憧れやステータスの対象と見られているところには、「名門コース」あるいは「名門倶楽部」というステータスが与えられることがありますが、「なぜ、このゴルフ場は名門コースと呼ばれるの?」と疑問を持つ人も少なくないかもしれません。
では「名門コース」と言われるゴルフ場には、何か基準などはあるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「名門コースと聞くと、『会員権が高いゴルフ場』『トーナメント開催の実績があるゴルフ場』『戦略性が高くプレーしがいのあるゴルフ場』などのイメージを持つ人が大半を占めるかもしれません」
「他にも、『歴史が古い』『プライベート空間が確保されている』『都心からのアクセスが良好』といった観点から、一般的に名門コースと言われているゴルフ場も多々あります」

「しかし、何をもってして『名門コース』と呼べるのか、明確な定義が存在しないのも事実です。トーナメントが行われたことがなくても格式のあるコースだってある訳ですし、歴史が浅くても高い評価を受けているコースや、万人が利用できてサービスの質も高いコースだってたくさんあります」
「要するに、人によって名門コースの線引きは非常にあやふやなので、そのような言葉はみだりに使ってほしくないというのが、ゴルフ場の経営に携わっている私個人の意見です」
「東京ゴルフ倶楽部や小金井カントリー倶楽部に代表される『関東七倶楽部』や、関西の廣野ゴルフ倶楽部や神戸ゴルフ倶楽部、長野県の軽井沢ゴルフ倶楽部などを含めた『九大ゴルフ倶楽部』は、真の格式高いゴルフ場と言えるでしょう」
「ただ、なかにはそれらの文化や雰囲気を見よう見まねで模倣した感じが否めない、言わば『名門“風”』と形容せざるを得ないゴルフ場も散見されます」
飯島氏の場合、各ゴルフ場のスタンスを鑑みて、排他性と文化的な誇りを提供する「メンバーシップコース」、誰でも気軽にラウンドできる「パブリックコース」、戦略性と競技性に富んだ「トーナメントコース」、非日常体験を楽しむことを重視した「リゾートコース」、そして最もコストを抑えた「ホリデーコース」の5つに分類すべきだと主張します。
そして、5つに分けられたそれぞれのゴルフ場が、他にはない独自の経営スタイルやサービスを開拓していくことによって、過剰な競争が起きにくい差別化を図れるとしています。
あえて「名門コース」と呼ぶのなら「格式の高さ」と「柔軟性」が必要
一方で飯島氏は、「強いて『名門コース』という名称を使うのであれば、1点求められる要素があるだろう」と話します。
「先ほども実名を挙げた『関東七倶楽部』や『九大ゴルフ倶楽部』は、通常はメンバーのみ利用することが認められ、外部の人がプレーするにはメンバーの同伴や紹介がなければいけません。しかし、それぞれのゴルフ場が属する都道府県に在住する人たちを対象に、抽選制で非常にリーズナブルな価格でラウンドできるチャンスを設けているところもあります」
「特に『県民ゴルフデー』と呼ばれる日には埼玉県や神奈川県を中心に、地域の方々に対して常日頃からの感謝の気持ちを伝えるイベントとして、普段ならメンバー以外は滅多に入れないコースを開放しています。
「私としては、『名門コース』という言葉はあまり使いたくないのが本音ですが、あえて言うのであれば格式の高さに加えて、たまには多くのゴルファーに開かれた存在を目指す『柔軟性』を兼ね備えたゴルフ場が、真の『名門コース』と呼ぶのに相応しいのではないかと考えています」
東京ゴルフ倶楽部や霞ヶ関カンツリー倶楽部がある埼玉県では、「県民の日」がある11月前後、また神奈川県の場合は例年7~8月の期間を県民ゴルフデーと題して、抽選ながらも憧れの関東七倶楽部を回れる機会が毎年やってきます。
また、神奈川県の程ヶ谷カントリー倶楽部ではゴルフの普及や発展を目的に、ゴルフ初心者や未経験者のジュニアを対象とした、無料のレッスンイベントを開催しています。
普段はお堅いイメージのある関東七倶楽部ですが、ごくわずかの期間とはいえ一般のゴルファーやジュニアを広く受け入れています。こういった緩急があるのも、関東七倶楽部などと呼ばれるゴルフ場が長年愛される理由になっているのかもしれません。
そして、日本各地のゴルフ場は先発の模倣をして「名門コース」と呼ばれるのを目指すよりも、独自性を貫くことによってゴルファーたちから親しまれるよう運営していく方が、愛されるゴルフ場になっていくのかもしれません。
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