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- キャンセル料の導入で春の予約も焦る必要なし!? ゴルフ場関係者が教えてくれた予約“直近化”の真相
ゴルフの本格シーズンを控え、早めのプレー予約を考えている人も多い。そこで、ゴルフ場関係者に本格ゴルフシーズンの予約状況について話を聞きました。
例年に比べて“直近化傾向”が見られる2026年春の予約
冬の間はゴルフをお休みしていた人たちから、春のラウンドのお誘いメールが届き始めました。「○月○日か○月○日のどちらかに行きませんか?」という打診から始まり、「○月○日はAゴルフ場が○円、Bゴルフ場が○円ですが、どっちがいいですか?」という具体的な料金提示に変わっていきます。春の訪れとともに、ゴルフシーズンが動き出します。
そこで気になったのが「2026年春の予約状況はどうなのか」ということです。2026年に入った時点で、ゴルフ場関係者に「今年の料金設定はどうするの?」という話は聞きましたが、予約の入り具合までは確認していませんでした。あらためてゴルフ場関係者に聞いてみました。
「今年の春はあまりよくないですね。春というよりも、今年に入ってからの傾向ですが、うちのゴルフ場は前年同日の予約数と見比べているんですね。それで見ると、『あれっ、1月は去年よりも予約が伸びていないけど、どうしよう?』みたいな感じだったのですが、結果的には最後の最後に逆転しました。1年前よりも明らかに予約が直近化しています」

つまり、予約が減っているわけではなく、タイミングが遅くなっているというのです。1年前の同日と比べると、その時点での予約件数は少なく見える。しかし直前になると埋まる。そんな動きが目立つといいます。
「でも、この動きが今までと比べてどうかといわれると、何ともいえないんですよね。ご存じのように、ゴルフ場は2021年から“コロナ特需”がありましたから」
コロナ禍でゴルフが「三密を避けて楽しめるスポーツ」として注目を集めたのは2020年。打ちっぱなし練習場に30分待ち、1時間待ちの行列ができ、インドア練習施設が急増しました。ゴルフ場も混雑し、予約が取りづらくなったと嘆く声を頻繁に耳にしました。しかし、あの状況は「特需」に近いものだったと振り返ります。
「それ以前の時期と比べると、同じようなことがあったりなかったり、繰り返されたりしてきましたから、そんなに慌てる必要はないのかなと思っています」
単純な右肩下がり、あるいは右肩上がりという話ではなく、年ごとの波があるという見立てです。現在は来場者数が若干減少傾向にあり、ピーク時のような“取り合い”の空気は和らいでいるようです。
ベストシーズンの週末や連休は例年どおり動きが早そう
では、なぜ予約が直前化しているのでしょうか。その背景として挙げられたのが、キャンセル料の存在でした。
「PGMがキャンセル料を取るようになったじゃないですか。その影響もあるんじゃないかという印象ですね」
「やっぱりキャンセル料は払いたくないので、予約が取れるなら、そんなに慌てて取らなくても、『天気予報を見てからでもいいんじゃないの?』みたいな。そういうことも起こっているのかなと思います」
以前は、とりあえず予約を押さえておき、天気予報を見てから判断するというスタイルも珍しくありませんでした。しかしキャンセル料が発生するとなれば、早期予約にはリスクが伴います。つまり、ゴルファーの心理が変わったのです。
「取れるなら慌てない」という空気と、「キャンセル料があるなら慎重に」という意識。この二つが重なり、予約は“早い者勝ち”から“様子見”へとシフトしています。
一方で、ゴルフ場側はどう動いているのでしょうか。
「たとえば4月の予約がちょっと弱いからといって、早いうちから慌てて値段を下げたところで(予約数が)動くのかという気もしますから、今のところ、そういうことはしていないですね」
ゴルファーの動きとゴルフ場の動きを見比べると、結論としては「混んでいるが、慌てるほどではない」という感じになりそうです。冬眠から目覚めるゴルファーにとっては、朗報ともいえる変化です。
ただし、人気コースや特定の日程は例外です。連休中、桜の時期、春のベストシーズンなどは依然として動きが早いでしょう。油断は禁物です。天気予報、キャンセル規定、そしてコースごとの動きを見極めながら、春の第一打をスムーズに迎えたいところです。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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