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- “2025年問題”“二季化”でゴルファー減少は加速!? 名門コースも「ビジターのみOK」の未来はある?
メンバーシップ制を取っているゴルフ場でも、実際はビジターのみでのプレーが可能なコースが大半を占めています。一方で名門と言われるコースはビジターの入場を制限している場合が多いですが、今後、変わっていく可能性はあるのでしょうか。
高齢化や気候変動などで「ビジターのみOK」が解禁になる可能性も
日本にあるゴルフ場の大半は「メンバーシップ制」を取っているとはいえ、実情としては多くのコースがインターネットの予約サイトなどを通して、ビジターのみでもプレーできるようになっています。
一方で名門コースと言われるようなゴルフ場では未だに「メンバーオンリー」、もしくは「メンバーの紹介・同伴がないとビジターは回れない」というところもあります。
では、有名な名門コースでも「ビジターのみOK」などの変革が行われる可能性はあり得るのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「現在はメンバーが主体となっていて『条件付きでビジターもOK』としているゴルフ場でも、『ほぼ無条件でビジターのみ可』という方向へ舵を切るところは、次第に増えていくだろうと思います。主な要因として、まずメンバーが全体的に高齢化することで一人当たりのラウンド回数が減り、現状のままではプレーフィーの収入が鈍化する点が挙げられます」

「特に気候変動による季節の二季化と夏の猛暑が常態化している中、高齢ゴルファーには長時間のプレーを避けるようアナウンスせざるを得なくなるので、集客を今までと同じレベルに保ち続けるのが難しくなるでしょう。さらに、近年は若年層だけでなく外国人観光客の姿も一部のゴルフ場で見られるようですが、こうした方々に良い印象を持ってもらうには老朽化した施設の改修が必須であり、その分の費用の捻出が大きな課題となります」
「ゴルフ場的には、立地やコースのクオリティー、知名度を利用して『名門コースの仲間でいたい』『メンバー優先で、ビジターにはハードルをある程度高めにしておきたい』というのが本音かもしれません。しかし、昨今のゴルファー事情や環境変化を考慮して、新しい客層を取り込まないといけなくなってくるのではないでしょうか」
一方で、飯島氏は「いわゆる『関東七倶楽部』や『九大ゴルフ倶楽部』のうちに数えられるような、真の名門コースと呼べるゴルフ場に関しては、今後もビジターのみでのプレーはお断りという方針を支持し続けていくだろう」と話します。
上に挙げたような名門中の名門と呼ばれるゴルフ場の多くは社団法人によって運営されており、会員が直接的にコースの維持・管理に携わっています。そのため、クラブにおけるルールも完全なるメンバーファーストに基づいて定められ、一般的なゴルフ場と比べて帰属意識や同胞意識は強くなりやすいようです。
またビジターを本格的に受け入れるとなると、ニーズに合わせて様々なプランを設定する必要が生じるほか、予約サイトに枠を掲載する場合は手数料を支払うことになるなど、メンバー中心の運営をしてきたコースには慣れないオペレーションをしいられると言います。
ビジター受け入れが拡大してもルールやマナーは尊重されるべき
では、現在すでにビジターの受け入れを積極的に行っているところも含め、ゴルフ場でのマナーやドレスコードが今後、門戸を広げるためにやさしくなっていく可能性は考えられるのでしょうか。飯島氏は次のように話します。
「クラブハウスの中で過ごしたり、コースをプレーしたりする際に必要なマナーの管理やローカルルールの策定は、各クラブに設けられた『フェローシップ委員会』や『競技委員会』などの組織によって行われています。『来場する時はこのドレスコードに沿った格好で来てください』『ハーフは2時間15分を目安に回って下さい』といった事柄は、こうした委員会に属するメンバーが決めていますが、メンバーだけが守れば良いという訳ではもちろんありません」
「むしろビジターこそ、そのゴルフ場に『お邪魔している』立場であり、少なからず周りのメンバーにも見られますから、決められたルールやマナー、エチケットはきちんと守る必要があります。要するに、たとえそのゴルフ場がビジターを歓迎しているところであったとしても、あくまでも主体はメンバーですから、ビジターのために求めるマナーやドレスコードをわざわざやさしくするということは、あまり行われないでしょう」
「なかには、『時代錯誤ではないか?』と思ってしまうような、不可解な決まりもあるかもしれません。しかし『郷に入っては郷に従え』で、まずはその輪の中に入ることがこれからも求められるはずです」
仮に今後ビジターのみでのラウンドをOKとする名門コースが増えていっても、各ゴルフ場におけるメンバーの意思を尊重しなければならない点は、引き続き変わらないと言って良いでしょう。
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