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- ゴルファーが「レヴォーグ」ではなく「レイバック」を選ぶ理由 スバルが提案するオールラウンダーの実力
SUVの安心感とステーションワゴンの走りを融合したスバル「レヴォーグ レイバック」。最低地上高200ミリという余裕が生む快適性と、多彩なシーンで光る実用性を検証した。
最低地上高200ミリでレヴォーグと差別化
グローバル、ジェンダーレス、ライフスタイルの多様化など、物事の境界が曖昧になりつつあるこのご時勢。クロスオーバーカーと呼ばれるクルマたちが増えている。SUVとセダンあるいはハッチバックなど、異なるジャンルを掛け合わせた、文字通りクロスオーバーなクルマたちだ。
スバル レヴォーグ・レイバック(以下レイバック)はその代表格ともいえる1台だ。ちなみに、このレイバックという車名は「laid back」(くつろいだ、ゆったりした)に由来する。
ステーションワゴンのレヴォーグをベースに、SUVスタイルを融合したのがレイバックのクロスオーバーカーとしてのポイントだ。基本ボディを共通としながらも、独自フロントマスクやボディサイドのクラッディング(フェンダーアーチ)でSUVらしい力強さを強調している。
最大の違いは最低地上高で、レヴォーグの145ミリに対しレイバックは200ミリ。最低地上高にゆとりを持たせることで路面状況への許容度が大きく向上している。ゴルフ場へ向かう荒れた山道や段差のある駐車場、ぬかるみや雪道などでも臆することなく踏み込める。車高が高いぶんだけ見晴らしもよく、運転時のストレスが少ない。

足まわりのセッティングも異なっていて、レヴォーグがオンロードでのシャープな操縦性を重視するのに対し、レイバックはストローク量に余裕を持たせ、路面の凹凸を穏やかに受け止める方向にチューニングされている。
遠方のホームコースへ向かうロングドライブをゆったり楽しむのであれば、全体にマイルドで落ち着いた乗り味のレイバックの方が向いているだろう。
パワートレーンは1.8リッター水平対向ターボを搭載。わずか1600rpmから最大トルクを発生する特性により、発進からスムーズに加速する。この特性は、荷物や乗員が増えた状態でも扱いやすい。足まわりのチューニングとも相まって、その扱いやすさがより際立っている印象だ。
スバル得意のシンメトリカルAWDはレイバックでも健在。前後重量バランスに優れたシンメトリカルAWDは、悪天候時の高速道路やワインディングでも挙動は落ち着いている。加えて先進安全装備「アイサイト」は長距離移動の負担を軽減し、ドライバーだけでなく同乗者にとっても安心感のある移動を実現する。
レヴォーグが走りの楽しさを前面に出したステーションワゴンだとすれば、レイバックは“あらゆる場面で安心して使える道具”へと進化した存在といる。
ゴルフ以外のライフスタイルにも対応するオールラウンダー
レイバックの室内空間は、レヴォーグ譲りの効率的なパッケージングをベースにしながら、SUVらしいゆとりと使い勝手を備えている。
最低地上高が高いぶんだけ乗降性にも優れていて、小さな子どもからお年寄りまで、ムリのない姿勢で乗り降りできる。日常の買い物から週末のレジャーまで、乗る人を選ばない設計だ。
荷室は使い勝手のよさも際立つ。ゴルファーにとって気になるキャディーバッグの積載はもちろんのこと、ベビーカーやキャンプ用品、スポーツギアまで幅広く対応する。後席を倒せば長尺物もムリなく収まり、アウトドアスポーツの道具を積んでそのままフィールドへ向かう使い方も難なくこなす。ポイントは「シーンを選ばない」ことだ。

静粛性と乗り心地のバランスも優れており、移動時間そのものの質を高めてくれる。家族との会話を楽しむ時間にも、一人でリラックスする時間にも適している。ゴルフの往復だけでなく、日常のあらゆるシーンで心地良さを感じさせる完成度の高さがある。
レヴォーグがドライバーズカーとしての魅力を打ち出す一方、レイバックはライフスタイル全体を支える万能型。ゴルフの足としてだけでなく、さらなる使い方ができる点こそ、このクルマを選ぶ最大の理由といえる。天候や路面状況が変わってもAWDが安定した走行を支え、どんな状況でも安心して移動できる。
レイバックのライバルと目されるのは、トヨタ ハリアーやマツダCX-5といったあたりだが、見た目からも分かるように、コンセプトや方向性は大きく異なる。
ハリアーやCX-5がSUVとしての機能性を重視しているのに対し、レイバックは“乗用車ライクな走り”が持ち味。ベースがレヴォーグであることが大きく、ステアリング操作に対する応答性や車体の一体感は、いわゆるSUVというよりもステーションワゴンに近い感覚だ。
最低地上高を高めながらも、水平対向エンジンによる低重心とシンメトリカルAWDの安定した姿勢制御により、コーナリング時の不安感が少ない点もライバルに優れる点。一般的なSUVにありがちな“上に乗っている感覚”ではなく、“クルマと一体で動く感覚”が残されている点が特徴だ。
SUVの万能性とワゴンの走り。そのバランスこそが、レイバックを選ぶ理由になる。
スバル レヴォーグ レイバック(Limited EX Black Selection)
◆全長×全幅×全高:4770×1820×1570ミリ◆車両重量:1600キロ◆エンジン形式:1.8リッター水平対向4気筒ターボ◆最高出力:130kW(177ps)◆最大トルク:300N・m(30.6kgf-m)◆WLTCモード:13.6キロ/リッター◆定員:5人◆車両価格:424万6000円~(税込み)
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