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- 日本では昭和おじさんしか言わなくなった“19番ホール” 本場スコットランドで由緒正しきルーツを探した
運転手が他に入る場合のコンペのパーティーや電車でゴルフに行くなどの場合を除き、ゴルフ後に集まってお酒を酌み交わす、いわゆる“19番ホール”はすっかり下火になりました。でも、本場スコットランドでは19番ホールまでがセットでゴルフ、などとも言われます。
プレストウィックの「レッドライオン」は全英オープン誕生の地

全英オープンゴルフが始まったのは、スコットランド西海岸のプレストウィックゴルフクラブでした。当時は12ホールのゴルフ場で、1番ホール(=通称Railway)のティーイングエリアの目の前は駅です。踏切を渡り約500メートル先、交差点の角にパブ「レッドライオン」があります。
プレストウィックのゴルファーたちが集い、クラブの設立や全英オープンゴルフ選手権の開催を決めたのが、まさにその場所なのでした。ゴルフ場のホールの数は12ホールだったので、レッドライオンは“13番ホール”と呼ばれていたかもしれません。
もともとプレストウィックで始まった全英オープンが、マッセルバラ、セントアンドリュースを加えた3コースでの持ち回りとなった際に、それぞれの会場で36ホールのスコアを集計し優勝者を決めることになりました。当時のプレストウィックは12ホール、マッセルバラは9ホール、セントアンドリュースが18ホールなので、それぞれのホール数の最小公倍数である36に合わせると都合が良かったのでしょう。
全英オープンがセントアンドリュースで開催されるようになったことで、18ホールのゴルフコースが注目されて広まり、世界中のゴルフ場が18ホールになったというのには異論があります。
スコットランドのゴルフ場の約半分はその後も9ホールで新設されてきたからです。日本にも雲仙ゴルフ場や仙塩ゴルフ倶楽部などの歴史と伝統に培われたクラブには、9ホールの名コースがたくさんあり、旧軽井沢ゴルフクラブは初期のプレストウィックと同じ12ホールのゴルフコースです。
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