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ついにラストゲーム 上田桃子、笠りつ子、菊地絵理香ら“同世代”が語るイ・ボミとの思い出…そして願うこと
今週開催の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」が引退試合となるイ・ボミ。2015、16年に賞金女王となり、日本女子ゴルフ界の一時代を牽引したが、当時の強さと人気を選手たちはどう感じていたのだろうか。
上田桃子「自分が泣いちゃわないか心配」
◆国内女子ゴルフ<NOBUTA GROUPマスターズGCレディース 10月19~22日 マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県) 6495ヤード・パー72>
今大会を最後に日本ツアーから引退するイ・ボミ。これまで共にツアーを戦ってきた多くの選手たちは、今週さまざまな思いで大会を迎えていた。特に優勝争いをしてきた同世代はその思いが強い。
幾度となく優勝争いを演じてきた上田桃子も、感慨深げに思い出を口にする。
「ボミとは優勝争いしたりペアリングが同じになることも多かったですが、思い出すのは福岡カンツリー倶楽部 和白コースでの試合(ほけんの窓口レディース)です。自分もこのコースが好きなのですがボミもすごくスコアが良くて、1番から5番までの100ヤード以内をビタッとつけている印象が強いです。あとはこの大会はスマイル賞とか、そういう賞を総なめしていたイメージが強く残っています(笑)」
ライバルとして戦ってきた“戦友”だからこそ、やはり寂しさが強い。「ボミの引退は本当に寂しい。自分が泣いちゃわないか本当に心配。でも、初日から同組で最後の試合ができるのもうれしい。最後はたくさんのギャラリーが見に来てくれると思うので、人間の底力じゃないけれど、そういうのを見られたらうれしいなって思います。そういうのを持っている選手なので期待したいです」とエールを送る。
笠りつ子「ボミに勝ちたい思いでやってきた」
ツアー通算6勝の笠りつ子もまた、ボミと16年に賞金女王を争ったライバルだった。
「私が頑張れたのは、やっぱりボミがいたから。だから私もすごく成績が良かったですし、なんとかいいところで戦えた。『ボミに勝ちたい』という思いでやっていたので、そんな強い選手が引退するとなるとちょっと寂しいです」
笠が当時“イ・ボミキラー”と呼ばれたことがあったが、それは3度のプレーオフで2勝しているから。15年「アクサレディス」と16年「ニトリレディス」で笠はボミをプレーオフで退けた。そして、3度目のプレーオフは同年の「伊藤園レディス」で、ボミは「この試合だけはりっちゃん(笠)に絶対に負けたくないと思った試合」と話している。
そのことを伝えると「そうやって私のことが印象に残ってくれているのはうれしい」と目を丸くして驚いていた。
「でも、ボミといえばプレーオフもそうですが、私はボミが『アース・モンダミンカップ』で勝った試合がすごく記憶に残っていて、常に勝っていて強かった時代を思い出します。表彰式で私は『イーグル賞』なのに、ボミは毎回優勝している姿を見て悔しいって思っていたこととか、そういうのも今はいい思い出ですね」と少し寂しげだった。
そして、これからのボミには「現役生活はいつか終わりが来るもの。これからはもっとたくさんの楽しい人生が待っているので、好きなことをして過ごしてほしい。私はやれるところまでやります」と言葉を送った。
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