初日首位発進の清本美波と高野愛姫は2位タイに後退
◆国内女子プロゴルフ<日本女子プロゴルフ協会最終プロテスト 10月31日~11月3日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県) 6419ヤード・パー72>
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の最終プロテスト2日目が終了。菅楓華が5バーディー、1ボギーの「68」で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。

菅は宮崎県出身の高校3年生。今年3月にオーストラリアで行われた「サウス・オーストラリア・アマチュア・クラシック」に九州地区強化指定選手として参加し、通算8アンダー・2位タイの好成績を収めている。
初日、7アンダーで首位に立っていた清本美波(きよもと・みなみ)と高野愛姫(たかの・あいひ)はともに「72」のイーブンパーでホールアウト。2日目に6バーディー、2ボギーの「68」で回った小西瑞穂(こにし・みずほ)とともに3人が通算7アンダーの2位タイとなった。
また高木優奈は3バーディー、4ボギーの「73」で回り、通算5アンダーとして6位タイに後退。馬場咲希は4バーディー、3ボギーの「71」で回り、スコアを1つ伸ばし14位タイで合格圏内をキープした。
原英莉花らとともに米女子Qスクールステージ2に挑戦した山口すず夏は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの「73」、通算1アンダー・34位タイとしスコアを1つでも伸ばしたい状況だ。
22年に「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で優勝した寺岡沙弥香は5バーディー、2ボギーの「69」で回り、通算2アンダーとして58位タイだった順位を24位タイまで上げた。
一方で今年、同大会を制した飯島早織は通算1オーバー・53位タイと依然として厳しい戦いが続く。
2023年のプロテストは101人が参加。54ホール終了時点で80位タイまでか、20位に8打差のどちらか人数の多いほうで足切りとなる。3日目と4日目はJLPGAの公式YouTubeチャンネルでライブ配信が行われる予定だ。