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- 2期同時開催の新人戦…96期は“黄金世代”高木優奈、95期は“ステップ女王”ウー・チャイェンが大会を制す
昨年のプロテストで合格した95期生と今年合格した96期生がそれぞれに優勝者を決める、イレギュラーな形式で行われた今年のJLPGA新人戦加賀電子カップ。95期生はウー・チャイェンが優勝し、96期生は高木優奈(たかぎ・ゆうな)が制した。それぞれ優勝賞金の270万円を獲得。今シーズンを有終の美で終えた。
来季はレギュラーツアー優勝が目標
◆国内女子プロゴルフ<JLPGA新人戦 加賀電子カップ(95・96期生) 12月6~8日 グレートアイランド倶楽部(千葉県)6582ヤード・パー72>
2期同時に行う形式となった今年のJLPGA新人戦加賀電子カップ。
昨年のプロテスト合格組の95期生は、今季のステップ・アップ・ツアー賞金女王であるウー・チャイェンが逆転優勝を飾り、今年合格組の96期生は黄金世代の高木優奈が初日から首位を譲らない完全優勝を達成した。

ある意味、実力者が額面通りの結果を出したと言えるだろう。
ウーは出身地である台湾ですでにプロとしてトーナメントの出場経験があり、今季はステップ・アップ・ツアーで賞金女王になっただけでなく、レギュラーツアーにも8試合に出場。アース・モンダミンカップでは10位タイに入っている。
また、高木も単年登録していた20-21年シーズンはレギュラーツアー45試合に出場し、トップ10入りが4回、今年のファイナルQTでも14位に入っている。
ただ、何があるのか分からないのがゴルフだ。
ウーは初日に66をマークして単独首位に立ちながら、2日目にまさかの78を叩いて3位タイに後退。「ショットの調子が悪く、強風の中でいいプレーができませんでした」と振り返っていた。
ホールアウト後はパッティング練習に長い時間をかけ、ホテルに戻ってからはコースマネジメントをもう一度頭の中で整理したという。「1番ホールからティーショットをどこに置いて2打目をどう打つかなど、最終ホールまでイメージしていました」。その甲斐あって、最終日はほぼ完璧なゴルフができた。
7バーディー、1ボギーの66で回り、通算6アンダーでホールアウト。2位以下に4打差をつける圧勝だった。
圧巻だったのは17番パー3。ピンまで180ヤードを5番アイアンで放つと、もう少しでホールインワンとなったスーパーショットでピン上90センチに止める。それを沈めて勝利を決定づけた。
「同期との試合は楽しいですし優勝できてうれしいです」と語ったウー。日本語もかなり上達し、来季はレギュラーツアーでの優勝を目指す。
一方、高木にも思わぬハプニングが2日目に。10番ホールで2打目を誤球し、2罰打を科されたのだ。その影響もあったのか75とスコアを崩した。
それでも単独首位をキープして臨んだ最終日は70で回り、通算5アンダーでフィニッシュ。2位以下に2打差をつけて優勝を手にした。
「うれしいです。前日の2ペナに泣きたくなかったので良かったなという気持ちです」と笑顔を見せた。この日は、プロテスト合格のお祝いに同学年で仲のいい原英莉花からプレゼントされたピアスをつけてラウンドしていたが、優勝という最高の形でお返しできたといえる。
ウーと同様に来季の前半戦はレギュラーツアーが主戦場となるが、目指すはツアー初優勝のみだ。
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