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【今夜開幕!!】渋野日向子「今年イチ難しいしやりがいもある」 鈴木愛&笹生優花も最終調整<全米女子オープン>
21人の日本選手が出場する今季メジャー第2戦の第79回「全米女子オープン」が30日に開幕する。開幕前の29日に渋野日向子、鈴木愛、笹生優花らが最終調整を行った。
「全部難しいと思います」と渋野日向子
◆米国女子プロゴルフ メジャー第2戦<全米女子オープン presented by アライ 5月30日~6月2日 ランカスターCC(ペンシルベニア州) 6629ヤード・パー70>
21人の日本選手が出場する今季メジャー第2戦の第79回「全米女子オープン」が30日に開幕する。開幕前の29日に渋野日向子、鈴木愛、笹生優花らが最終調整を行った。

大会までに計2ラウンドした渋野は「めっちゃ難しいなと思ってます。ラフも長いですし、距離もそれなりにあって傾斜もすごいある。グリーン周りも難しいし、アンジュレーションもすごい。全部難しいと思います」とコースの印象を語った。

グリーンへの攻め方について「手前からの方がいいのかなとは思う。ロブショットとか止められる球が打てれば、攻めてもいいのかなと思いますけど、傾斜もかなりすごいし計算も必要。そこはパッと状況判断できればいいなと思います」と警戒を強めた。
今大会にについては「アメリカで一番大きい大会で、コースも今年イチ難しいしやりがいもあるので楽しみです」と気持ちは上向きにまずは初日に臨む。
鈴木愛は日本勢で唯一同コース開催の15年大会に出場
出場する日本人選手で唯一、ランカスターCCで行われた2015年の同大会に出場した鈴木。前回に比べてコースは約150ヤード伸びているが、「自分もその当時よりは飛距離が伸びているので、大きな誤差はない感じがしますけど、日本のコースに比べてシンプルに難しく感じます。ラフもすごいねばりっけがあるので……。セカンドはラフに入ると飛ばないのは分かっているので計算しやすいですけど、グリーン周りがすごい難しい。芝の向きによっても全然違うので、その辺のアジャストと自分の打ち方でいいチョイスができればそこまで苦労しないと思うんですけど……」とメジャーセッティングの難しさを改めて実感した。
2015年大会時のメモやピンシートも4日間残っていた。「(メモは)活躍しています。この当時ここ来ていたんだとか、自分も覚えていますけど」と当時の情報もプラス材料に。「メジャーの中で一番出たい試合ですし、始めて全米女子オープンに出たのがこのコースだった。絶対ここに戻ってきたいという思いがあったので今年のオフはよりがんばれたし、そこを目標に今シーズン入って自分で2勝してここに来ることができた。自分で得た権利なのでしっかり思い切っていきたいです」と強い思いで迎えた今大会でトップ10を目指す。
2021年大会覇者の笹生優花

2021年大会覇者の笹生は、コースについて「全体的に難しいです。風も出てきたらもっと難しくなるんじゃないかなと思います。フェアウェイはすごい狭いわけじゃないですけど結構スロープもありますし、ラフも長いですし、グリーンも硬くて速いです。全部難しく見えます」とコース難易度の高さを説明した。
会場には優勝時のパネルも飾られているが、「もう3年目なのでそんなに……。感動している場合じゃないので。やることに集中しないと」と笑いながら答えた。昨日発表されたレクシー・トンプソン(米)の引退について「女子ゴルフをすごく盛り上げた一人の選手。もう少し一緒にやっていきたかったですけど、レクシーさんがそれで幸せだと思うならそれはすごくいいチョイスだったんじゃないかなと思います」と話した。
大会は日本時間の今夜7時45分に第一組がティーオフする。日本勢で先陣を切るのは河本結で同午後7時56分にスタートする。その後、渋野が同午後8時18分に。笹生が同31日午前3時09分に。鈴木が同31日午前3時20分に出ていく。
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