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- 女子シニアゴルフ最高峰の舞台で日本勢4人がトップ10入り! 5打差単独首位でスタートした山本薫里は無念の逆転負け
女子シニア世界一を争う全米シニア女子オープンで日本勢4人がトップ10入り。5打差単独首位でスタートした山本薫里は無念の逆転負けを喫した。
米国のリンドリーが怒涛のバーディーラッシュ
◆米国女子プロゴルフ
全米シニア女子オープン 8月1~4日 フォックスチャペルGC(ペンシルベニア州) 5656ヤード・パー72
女子シニア世界一を争う全米シニア女子オープンで、日本勢が強烈な存在感を残した。
ペンシルベニア州フォックスチャペルGCで行われた同大会には、50歳以上の女子ゴルファーが集結。日本からは、予選突破組を含めて13人が現地時間1日からの本戦に臨んだ。中でも、初日首位に立った山本薫里は、5打差単独首位でビッグタイトルを懸けた最終日に臨んだ。
2位タイにはホール・オブ・フェイマーで2021年大会優勝者でもあるアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)やジュリ・インクスター(米)の実力者、日本の久保樹乃、リタ・リンドリー(米)の4人。2サムの最終組は、山本、久保の日本人対決となった。
山本は日本ツアー未勝利ながら、51歳となった今も試合に出場するチャンスを積極的に探り、日本国内のステップ・アップ・ツアー、レジェンズツアーなどでプレーするバリバリの現役選手。45歳以上が出場できる日本女子のシニア、レジェンズツアーでは4勝している。
昨年の今大会はまだ50歳になっていなかったため、日頃、一緒に行動している大竹エイカのキャディーとして参戦。今年はテキサス州の予選を4打差首位で突破して初出場を果たしている。
正確なショットで試合を引っ張っていた山本だったが、最終日は思うようなゴルフができなかった。5番、6番でボギーが先行。8番、11番のバーディーで取り戻したが、13番、14番でまた連続ボギーと苦しい展開を強いられる。
その間に怒涛のバーディーラッシュを見せたのが、1組前でソレンスタムと回っていたリタ・リンドリー(米)だ。2008年LPGAコーニング・クラシックで米ツアー1勝の選手だが、この日はフロントナインで5バーディーを奪い、あっという間に首位に立った。14番、15番でもバーディーを重ねて通算9アンダー。最終組の山本を待つ。
追いかける立場になった山本は、17番、18番連続バーディーと意地を見せたが、リンドリーの勢いには及ばない。2打差逆転負けの悔しい結果となった。
優勝こそ逃した山本だが、女子シニアの大舞台で存在感を一気にアピール。他の日本勢も3アンダーで回った鬼澤信子が通算3アンダー3位、久保が通算1アンダー5位、表純子が通算2オーバー7位タイと4人がトップ10入りしている。これに続くのが第1回大会から出場を続けている斉藤裕子の13位タイ、以下、大竹24位タイ、福嶋晃子29位タイと続いている。
残念ながら予選落ちしたが、今大会に挑んだのは他に白戸由香、アマチュアの近賀博子、松本有香子、鎮西まゆみ、志村香織、小倉由子の6人。本戦出場はかなわなかったが予選にチャレンジした選手はもっとたくさんいる。
この大会出場を目標にするベテラン選手も年々増えているが、山本が勝利に肉迫したことで、その傾向はさらに強まるに違いない。
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