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宮崎の“食”を絶賛! 山下美夢有の“勝負飯”は? 「おいしいものがパワーになって優勝できている」
2022年&23年大会覇者の山下美夢有(やました・みゆう)が開幕前日のプロアマ戦を終え、大会3連覇へ向けて意気込みを語った。
前週「大王製紙エリエールレディス」で今季2勝目を挙げた
◆国内女子プロゴルフ 最終戦
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月21~24日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) 6497ヤード・パー72
2022年&23年大会覇者の山下美夢有が、大会3連覇という大記録へ「その気持ちはもちろんありますし、ショット自体も大分よくなっているので、明日からの大会はすごく楽しみにしています」と笑顔で話した。前週の「大王製紙エリエールレディス」で今季2勝目を挙げ、波に乗るだけに周囲の期待も高まっている。
山下の今季の「平均ストローク」は前週終了時点で「69.0789」ストロークとなっており、自身の持つ23年の記録「69.4322」からの更新が目前に迫っている。また、前人未踏の「68台」へは、トーナメントレコードの通算15アンダーよりも4打少ない通算19アンダーが必要だが、「いや、想像もしてないですね」と即答しつつも、「まあ、ビッグスコアが1日でも出ればチャンスもあるかなと思います」と、まったく気にしていない様子だ。
この日はプロアマ戦でコースチェックし、「グリーンもそうですし、グリーン周りが難しい。グリーンを外したら、ティフトン(芝)だったり、ちょっと埋まったりとか、難しいアプローチが残ったりするので、その辺のアプローチの距離感が難しい」と攻略のポイントを説明する。
毎年、2人一組の2サムで行われる大会。初日はすでに年間女王を決めている竹田麗央と最終組で回ることが決まっている。「久しぶりに(竹田と)回るので楽しみ」とし、2サムについては「ペースが速いので、淡々とプレーできる。いい流れで回れそう」という一方で、「3人よりもペースが早過ぎるので。淡々とスムーズに考えていかないといけないのかなと思います」とプレーのテンポに注意する。
また、前日の19日には宮崎ブーゲンビリア空港のオアシス広場で歓迎セレモニーが行われ、宮崎市観光協会副会長の永山博康氏らが出席。レイや花束、記念品の宮崎牛が山下に送られた。
山下はインタビューで、宮崎について「すごいご飯がおいしくて、いつもおいしいものを食べて、それがパワーになって優勝できているなと思っています。また、宮崎はゴルフにすごく力を入れているなと思っていますし、アマチュアの時から宮崎に来てここで練習させていただいていたので、やはりゴルフという印象がすごくあります」と話した。
“勝負飯”を問われると「宮崎牛やフルーツもおいしいですし、全ておいしいのでこれが1番っていうのは決められないです」と笑顔で答えていた。
「またこうして皆さんに祝っていただけて光栄です。大好きな宮崎で最終戦を迎えられるので、すごくワクワクしていますし、そこでいい成績を出してがんばりたい」と意気込んだ。
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