- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- ローリー・マキロイの今季初優勝を引き寄せた超絶ノックダウンショット! アマチュアがマネするならどの部分?
ローリー・マキロイの今季初優勝を引き寄せた超絶ノックダウンショット! アマチュアがマネするならどの部分?
多くのツアープロのコーチとして活躍している石井忍氏が、“ここはスゴイ”と思った選手やプレーを独自の視点で分析します。今回注目したのは、米男子ツアー「AT&Tペブルビーチプロアマ」でツアー通算27勝目を飾ったロリー・マキロイです。
特徴的だったフォローの出し方
1月30日から2月2日の期間、米国カリフォルニア州のペブルビーチGLで「AT&Tペブルビーチプロアマ」が開催されました。優勝したのは、自身の今季米ツアー初戦となったロリー・マキロイ選手。最終日は2位からスタートし、1イーグル、5バーディー、1ボギーの「66」をマーク。通算21アンダーでツアー通算27勝目を挙げました。
昨シーズンのドライビングディスタンス2位(320.2ヤード)のマキロイ選手ですが、ドライバーは今シーズンも健在でした。今大会4日間のドライビングディスタンスは336.70ヤードで1位を獲得しています。もちろん、アイアンショットやショートゲームも冴えており、14本のクラブを駆使して難攻不落のペブルビーチGLを攻略しました。
印象的だったのはペブルビーチGLのシグネチャーホールである7番ホール、打ち下ろしのパー3のティショットです。112ヤードと距離は短いですが、グリーンが海に突き出たレイアウトで風の影響をモロに受けるシチュエーションです。

最終日のマキロイ選手は、弾道を抑えたノックダウンショットでピンハイにつけ、見事にバーディを奪取しました。
球の高さを抑えたい時、ボールの位置をいつもより右寄りにセットするという人は多いはず。しかし、これだけでは不十分。最終日7番ホールのマキロイ選手は、グリップとシャフトの境目に右手の人差し指がかかるくらいクラブを短く握り、スイング幅をコンパクトにして球を抑えていました。
特徴的だったのはフォローの出し方です。トップは肩の高さ辺りまでクラブを上げましたが、“ビタ止め”のようなインパクトでフォローはほとんど出しませんでした。
スイングを急停止させる打ち方は、筋力やテクニックが必要ですからマネするのは難しいかもしれません。しかし、短く握ってコンパクトに振るのはすぐに取り入れることができます。
低い球を打ちたい時はヘッドを走らせない
低い球を打ちたい時に大切なのは、ヘッドを走らせないことです。いつもよりクラブを短く握り、振り幅を小さくすることで必要以上にヘッドスピードが上がらず、打ち出しを低くすることができます。
また、球を抑える時はフェースが被って左のミスが出やすい点にも注意が必要です。右手のひらを目標に向けながら球をとらえてフォローを出していくイメージを持つと、方向性がよくなっていきます。
7番アイアンのフルショットの飛距離が150ヤードの人なら、120~30ヤードを飛ばすイメージでスイングして練習するといいでしょう。ノックダウンショットは、打ち下ろしだけでなく風が強い時、左右に曲げたくない時、距離をコントロールしたい時に使える便利な技。ぜひマスターしてください。
ロリー・マキロイ
1989年生まれ、北アイルランド出身。07年にプロ転向し、09年に欧州ツアー初勝利。米ツアーを初めて制したのは10年「クエイルホロー選手権」だった。11年の「全米オープン」でメジャー初優勝を飾り、欧米両ツアーで賞金王を獲得した12年は世界ランキング1位に立った。21-22年シーズンは自身3度目のPGAツアー年間王者に輝いた。米ツアー通算27勝(メジャー4勝)、欧州ツアー16勝。
【解説】石井 忍(いしい・しのぶ)
1974年生まれ、千葉県出身。日本大学ゴルフ部を経て1998年プロ転向。その後、コーチとして手腕を発揮し、多くの男女ツアープロを指導。「エースゴルフクラブ」を主宰し、アマチュアにもレッスンを行う。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking











