今季予選落ちなしと好調　大会初参戦の吉田優利は優勝しても「（池には）できれば入りたくない」【開幕前日一問一答】

　米国女子ツアーメジャー第1戦「シェブロン選手権」が24日に開幕する。開幕前日の23日（日本時間24日）吉田優利が中継局WOWOWのインタビューに応じた。

一問一答は以下の通り。

――初めての「シェブロン選手権」ですが心境はいかがでしょうか？

「今年初めてのメジャーということで、すごく楽しみにしてますし、次の日の朝スタートですけど、これから準備して、いい明日を迎えられたらなと思います」

――「シェブロン選手権」については何か特別な思いもありますか？
「初めてなので思い出とかは特にないですし、いつも通りプレーできたらいいなと思ってます」

――今シーズンここまで予選落ちなしという好調ですけども、その要因みたいなものはご自身にはどう分析しますか？

「ショットが去年よりも安定してることと、それに通じてパッティングも割と自分が思ったように打てているってところがまあ一番大きな点かなと思います」

――今週ここまでのゴルフの調子、体調などいかがでしょうか？

「すごく先週は寒かったんですけど、今週はあたたかいので、割と体調はいいですし、調子的にもそんなに悪くないので、しっかりコースで、一打一打に合わせて打っていけたらいいなと思います」

――コースを回ってみて特に印象に残ったホールなどありましたか？

「特に何番ってよりかはけっこう全体的に長いなと思っていて。今、雨降った後で濡れてるので、かなりロングアイアンとかハイブリッドとか使わされるところ多いので、ショートゲームなりロングパッドなり、すごい大事になってくるんじゃないかなと思います。」

――グリーン、フェアウェイ、ラフとすべて芝生はバミューダ芝ですが、「フォード選手権」との違いみたいなものは感じますか？

「フォード選手権の方が目がしっかり見えていた感じがして、もちろん見えるんですけど、その時よりか、あんまり気にせず、打てるかなっていうのが一つと。ラフはちょっと長い感じがして、やっぱその四季がある分、すごい育ってる感じがして、なるべくフェアウェイに置きたいなとは思います」

――回ってみてこのホールは特に大事だとか、このホールは特に難しいなと感じたホールはありましたか？

「意外に10番か1番？スタートホールはけっこう長くて、自分にとって。なので、1番から5番アイアン使うのに池とか絡んできたりするので、すごい難しいなと思うので、いいスタートを慎重に切れたらなと思います。」

――この大会は優勝者が最後、池に飛び込むことで有名ですが、もしご自身が優勝したらどのようなポーズで飛び込みたいですか？

「できれば入りたくないです。だけど、入るとしたら全力で入りたいなと思います」

――今まで見たシーンの中で、特に印象に残っている選手のジャンプはありますか？

「選手一人が行くっていうか、もうチーム巻き添えでみんなで入っているイメージが強いので、もし入れたら自分ももう先に行ってもらって、一緒に入りたいなと思います」

――では最後に今週の意気込みお願いします。

「今年初めてのメジャーで、私も今年初めて出るので、すごい楽しみにしてますし、自分がどんなプレーできるかわからないですけど、一打一打しっかりいいプレーをしたいなと思います」

　なお、吉田は初日、日本時間の24日午後10時43分に、ジェマ・ドライバーグ（スコットランド）、ジョン・ジウォン（韓国）とともに10番ホールからスタートする。

2000年4月17日生まれ、千葉県出身。19年プロ入り。西村優菜、古江彩佳、安田祐香らと同学年“プラチナ世代”の一人。21年「楽天スーパーレディース」でツアー初優勝を飾り、同年の「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」でも優勝を手にした。23年「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で公式戦初制覇。24年シーズンからは米ツアーを主戦場としている。25年「Vポイント×SMBCレディス」でツアー4勝目を挙げた。