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20代の実績で上はニクラスとウッズだけ シェフラーが放った“余計な一言”と“我が世の春”を正しく使った提言とは?
メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」は、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーの優勝で幕を閉じた。良くも悪くも、その発言でも注目を集める大会となった。
「ドライバーのテストは、もっと健全に厳格に、毎週やるべきだ」
逆に、ドライバーのテストに関しては、シェフラーの言動は「かくあるべし」というものだった。
ドライバーは衝撃や摩耗によって知らず知らずのうちにルール適合範囲から外れてしまうことがある。不適合クラブを使用して失格になるケースを防ぐ目的で、USGAやR&Aは、さまざまな大会会場に出向き、開幕前にドライバーのランダムテストを実施している。
今大会でも火曜日にこのテストが行われ、ローリー・マキロイのドライバーが不適合とされたことが、米メディアによって報じられて、ゴルフ界は騒がしくなった。必然的にバックアップのドライバーで戦っていると思われたマキロイの今週4日間のゴルフは、終始振るわず、マキロイ自身は険しい表情でノーコメントを貫いた。
しかしシェフラーは、自身のドライバーも不適合とされたこと、バックアップのドライバーで戦っていたことを優勝会見で自ら明かした。
「あのテストは日ごろから(PGAツアーで)何度も受けたことがあった。以前のドライバーは長く使っていたので、そろそろ不適合になると思い、バイロン・ネルソン(CJカップ)の頃からバックアップを調整して準備していた。だから、不適合とされたことは、大した問題ではなかった」
その備え方、その姿勢は、プロアスリートとして、王者として、「さすが」だった。
そしてシェフラーは「ドライバーのテストは、もっと健全に厳格に行うべきだ。(ときどきではなく)毎週やるべきだ」
王者のこうした提言は、間違いなく関係者の耳に届き、検討されるという意味で、大きな意義がある。
そして、エース・ドライバーが使用不可となり、バックアップで戦っていたことを、試合の途上では一切、口にせず、優勝してから明かしたことも、格好いいなと感じられた。
我が世の春を謳歌している王者シェフラーが、「春」の恩恵を最高の形で還元してくれたら、ゴルフ界はもっと素敵な世界になるのではないか。
そう感じさせられた全米プロだった。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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