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「フジサンケイレディス」は来季どうなる!? 既に“開催申込済み”も一筋縄ではいかない理由
佳境に入ってきた2025年国内女子ツアー。既存トーナメントの来季開催希望は既に締め切られていますが、そこで気になるのは「フジサンケイレディス」が開催されるのか否かです。
フジサンケイレディスも含む全試合が来年も開催を希望
国内女子ツアーの2025年シーズンも残り2カ月余となり、来季の動向が気になるころとなってきました。
なかでも、25年大会が直前に中止となった「フジサンケイレディス」がどうなるのか。選手たちはもちろん、ファンも関係者も状況を見守っています。

国内女子は3月はじめから11月末まで約9カ月間、毎週のように試合が行われます。昨年12月には、試合数は1増1減で37試合維持の日程を発表。開幕から2週目が主催者撤退のため空き週となって1減。24年は試合がなかった7月第3週に明治安田レディスが新規大会として行われることで、前年と同じ37試合でのシーズンとなるはずでした。
ところが2月27日になって、4月末に川奈ホテルゴルフコース(静岡県)で行われる予定だったフジサンケイレディスが急遽中止になることが発表されたのです。天災など以外のケースで大会約2カ月前での中止は、異例のことでした。
ツアーを主管する日本女子プロゴルフ協会が「主催者から開催辞退の申し出があり」の一言で済ませた賞金総額8000万円大会の消滅。フジテレビ、産経新聞、サンケイスポーツ、文化放送、ニッポン放送、BSフジのフジサンケイグループからなる主催者も「諸般の事情を総合的に勘案した結果、誠に勝手ながら開催を辞退させていただくことにいたしました」と、オフィシャルウェブサイトに掲載しただけでした。
“諸般の事情”とは言うまでもなく、その時期、うんざりするほど連日、テレビのワイドショーをにぎわせていた人気タレントにフジテレビがどっぷり絡んだスキャンダルの余波。トラブルへの対応を誤ったフジテレビに対してCM差し止めが相次ぐなどして、イベントどころではなくなった、ということでした。
ただ、男子の「フジサンケイクラシック」は、特別協賛スポンサーとしてロピアが付くことで無事に開催されました。トラブルのほとぼりが少し冷めた9月開催予定で、新たなスポンサーのサポートもあったことで開催にこぎつけたのです。
だからと言って、来年のフジサンケイレディスも同じように開催できるかはまだはっきりしていません。女子ツアーのトーナメント開催申込優先権は既存大会にあり、8月いっぱいでこれが締め切られています。
関係者の話では、今年のスケジュールに入っている大会はフジサンケイレディスも含めてすべてが来年も開催を希望。今年空いていた3月2週目に関しては、特別公認競技として日台両ツアー共催の「台湾ホンハイレディース」を台湾で開催することをすでに発表しています。
「弊協会からお応えできることはございません」
通常なら開催申込した主催者とは順次、開催契約を進めていくのですが、これがこじれているという話が出てきているのです。
JLPGAに、主催者たちからの開催申し込み状況と、特に来年のフジサンケイレディスがどうなるか質問したところ「弊協会からお応えできることはございません」と、木で鼻をくくったような返事が返ってきただけでした。
もっとも、こうした返答は日程発表前に繰り返されてきたJLPGA“お決まり”の対応でもありますが……。
これまで一部の大会を除き、企業スポンサーが主催者となっていたJLPGAツアーですが、27年からはすべての大会をJLPGA主催にすることを既に宣言。現在の主催者と交渉を続けていますが、まだまだ越えるべきハードルは多いのが現状です。
このままいけば、26年は企業スポンサー主催の試合がそのまま開催される最後の年となりそうです。既に27年からの離脱をにおわせる主催者も少なくないため、1試合だけの問題で済むことではありません。
取材・文/小川淳子
ゴルフジャーナリスト。1988年東京スポーツ入社。10年間ゴルフ担当記者として日米欧のトーナメントを取材する。1999年4月よりフリーランスとしてゴルフ雑誌やネットメディアなどに幅広く寄稿。
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