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- 黄金世代の旗手・河本結が語る覚悟 「自分が女王になって海外組にも刺激を与えたい」
「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」で今季2勝目、ツアー通算4勝目を飾った河本結(かわもと・ゆい)。98年度生まれの黄金世代だが、海外ツアーよりも今は国内ツアーで活躍することを大きな目標とする。その真意は年間女王のタイトル獲得にある。
自分が海外組に刺激を与えたい
◆国内女子プロゴルフ 第29戦
スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 10月10~12日 東名カントリークラブ(静岡県) 6435ヤード・パー72
今さらではあるが、女子ゴルフ界には“黄金世代”と呼ばれる層が存在する。1998年度生まれの選手たちで、国内女子ツアーの優勝者数は15人と、年代別で最多を誇る。優勝回数も、今回の河本結の勝利で通算54回に達した。15人のうち、海外ツアーを主戦場とする選手も少なくない。畑岡奈紗、渋野日向子、勝みなみ、原英莉花の4人だ。

河本も一度は米女子ツアーに参戦したが、結果を残せないまま帰国。現在は国内ツアーを拠点に戦っている。今大会には渋野と原も出場し、ほかの世代を含めると計6人の海外組がエントリーしていた。
大会前から、渋野や原と同組で回ることを楽しみにしていた河本。旧交を温めたいという気持ちに加え、もうひとつの思いがあった。
「米国から帰ってきた身として、JLPGAの意地を見せたかったです。私は日本を選んで日本で戦っていますが、“生半可な気持ちでやっていない”というのを示すためにも、今回の優勝はすごく大きかったと思います」

海外で奮闘する同世代への尊敬も忘れない。今大会では渋野と原は決勝ラウンドに進めなかったが、河本は「時差ボケや疲労などが大きく影響したのでは」と気遣う。
「移動距離もハンパないですし、芝質も違う。ゆっくりする時間もなかったはずですから」
それでも、自身が彼女たちの出場大会で優勝できたことは「かなりうれしかった」と笑顔を見せる。
「同じ年に生まれた同じプロゴルファーとして、ああいう過酷な環境を選んで挑戦している姿には、めちゃめちゃ刺激をもらいます。私自身も“また頑張ろう”とか、“ワクワクする”気持ちを与えてもらえる。大切な存在です」
ある意味、河本こそが黄金世代への愛情を最も強く抱く一人なのかもしれない。

そんな河本が今、明確に見据えているのが年間女王の座だ。
「自分の世代では、まだ誰も獲得していません。私が取って、海外組にも刺激を与えたいです。今は彼女たちから刺激をもらってばかりなので」
今年度で27歳を迎える世代だが、若手に主役の座を譲るつもりはない。
「若い世代にも頑張ってほしいですが、まだ27歳ですし、これからが“女の旬”でしょ? 自分たちの世代が女子ゴルフ界を引っ張っていきます」
現在の女子ゴルフ人気を築いたのは、間違いなく黄金世代の存在があってこそ。さらにゴルフ界を発展させるためにも、河本結は“世代の代表”として主役の座を譲る気はないようだ。
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