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- 「お願いだから…」 池ポチャ直後の7メートル 首位戦線に踏みとどまった22歳・吉澤柚月の“ナイスボギー”
国内女子ツアー「リゾートトラスト レディス」2日目、プロ3年目の22歳・吉澤柚月(よしざわ・ゆづき)が、首位と1打差の通算4アンダー3位タイで週末へ進んだ。終盤にはティーショットを池に入れるピンチを迎えながらも、なんとかボギーで耐えて傷口を最小限にとどめた。
最終9番でティーショットを池に入れる大ピンチ
◆国内女子プロゴルフ
リゾートトラスト レディス 5月28~31日 グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県) 6500ヤード・パー72
プロ3年目の22歳・吉澤柚月が2日目を4バーディー、2ボギーの「70」でプレーし、首位と1打差の通算4アンダー3位タイで決勝ラウンドに臨む。限られた出場機会の中で結果を積み重ねてきた今季、その勢いを今週も持続させている。

インスタートのこの日は、10番で3メートル、11番で1.5メートルを沈める連続バーディー発進。18番でも4メートルにつけてバーディーを奪うなど、ショット、パットがかみ合い前半からスコアを伸ばした。後半に入ると風の影響でグリーンを外す場面が増えたものの、さえ渡るアプローチでパーを拾い続ける。
「行ってはいけないところにショットがいかなかった。アプローチやパターがシビアになる場面が少なかったのがよかった」と、セーフティーなプレーを続けたことが功を奏した形だ。
だが、ピンチは思わぬ形で訪れた。ティーショットを風に流されて池に入れた最終9番ホール。残り95ヤードの3打目、そして続くアプローチもショートし、残ったボギーパットは実に7メートル。絶体絶命のピンチだったが、「お願いだから入ってくれ!」と祈るように打った上りのスライスラインがカップに吸い込まれた。
「(パットが)入ってくれたので本当によかったです。ミスがあのパターで帳消しになりました」と笑顔で振り返った“ナイスボギー”が、流れをつなぎ止める大きな一打となった。
今季は安定感が際立っている。出場したレギュラーツアー5試合すべてで予選を通過し、そのうち3試合でトップ15入り。QTランキング76位で迎えたシーズンだったが、限られたチャンスをものにし、ここまで135.91ポイントを積み上げてきた。
今大会開幕前の時点の暫定リランキングは14位。中盤戦のレギュラーツアー出場権をすでに手中に収めているが、首位と1打差の好位置で迎える週末には、さらに大きなチャンスも広がっている。
それでも本人は「まだ3日目なので、あんまり意識せずにやりたい」と自然体。「コースとの勝負。風とコースに負けないよう、自分のプレーを淡々とやって、またアンダーで回れたらいいなと思います」と話した。
気づけば優勝争いの真っただ中。その状況にも浮足立つことなく、22歳はいつも通りのゴルフを貫く。(福島県西郷村/藤森大輔)
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