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- スライスからドローへ変えたい人は入谷響を参考に! “右向け右”打法でインからクラブが下りる
ツアー屈指の飛距離を誇る入谷響。そのパワフルなドローボールを支えているのが、切り返しでクラブを“ループ”させる独特の動きです。飛距離アップにつながる下半身主導の切り返しを吉田洋一郎が解説してくれました。
切り返しでクラブをループさせて飛距離を稼ぐ
国内女子ツアー「ブリヂストンレディスオープン」を制したのはプロ2年目の入谷響選手でした。2位に2打差の単独首位からスタートした最終日は4バーディー1ボギー1ダブルボギーの「71」でプレー。後続を1打差で振り切り、通算9アンダーで昨年6月の「ニチレイレディス」以来のツアー2勝目を飾りました。

入谷選手といえば、ツアー屈指の飛距離が魅力の一つです。ルーキーイヤーの昨シーズンは、ドライビングディスタンス259.38ヤードで堂々の4位にランクインしています。
彼女のスイングを見ると、ややインサイドにクラブを上げ、切り返しでクラブをループさせてインサイドからクラブを振り下ろすのが印象的です。また、フォローにかけては遠心力を効果的に使い、ターゲットよりも右方向にヘッドを放り投げるようにインサイドアウト軌道をつくってドローボールを打っています。
顔を右に向けて大きな捻転差を作る
特徴的なのは切り返しの動きです。バックスイングからダウンスイングへ移行する際に、顔を右に向けて後方を向くような体勢でクラブを振り下ろしています。
顔を後ろに向けると、胸板も後方を向きやすくなります。その間にダウンスイングに入ることで上半身と下半身の動きに時間差ができ、下半身リードで切り返すことができるわけです。
切り返しで上体や手先が先に動いてアウトサイドからクラブが下りてしまうスライサーは、入谷選手の動きを参考にするといいでしょう。トップの位置から顔を後ろに向けてクラブを振り下ろすことで上半身の動きがロックされ、下半身から動き出してインからクラブが下ろせるようになるはずです。
ただし、首に負担がかかる振り方のため、日常的にこのスイングを採用するのはあまりオススメしません。日頃の練習やスタート前練習での切り返しの動作確認に使うといいでしょう。スライスで悩んでいるゴルファーはぜひ参考にしてください。
【解説】吉田 洋一郎(よしだ・ひろいちろう)
1978年生まれ、北海道出身。世界のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。デビッド・レッドベターから世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。毎年数回、米国、欧州へ渡り、ゴルフに関する心技体の最新理論の情報収集と研究活動を行っている。欧米の一流インストラクター約100名に直接学び、世界中のスイング理論を研究している。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。
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