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- ビギナーに「7番アイアン」は長すぎる!? 最初に重点練習すべき番手と迷惑をかけない接待ゴルフ術
社会人になると上司や取引先と一緒にラウンドをし、親睦を深める「接待ゴルフ」を行うことがあります。特にビギナーだと「絶対に迷惑をかけられない」と一層不安になってしまうかもしれませんが、どのような点を意識しながら練習すると良いのでしょうか。
無理をせずアイアンでコツコツと前に進む
新年度に入ってしばらく経過しましたが、社会人になると上司や取引先と一緒にラウンドをし、親睦を深める「接待ゴルフ」を行うことが、早かれ遅かれあります。
自分より立場が上の人とのゴルフは何かと緊張しますが、特にビギナーや未経験者の場合は「絶対に迷惑をかけられない」と一層不安になってしまうかもしれません。
では接待ゴルフに向けて、ビギナーはどのような点を意識しながら練習すると良いのでしょうか。沖縄県のエナジック具志川ゴルフクラブ総支配人であり、レッスンプロでもある三浦辰施氏は、以下のように話します。

「ビギナーがゴルフをする上で、最初に練習するクラブと言えば『7番アイアン』というイメージを持っている人は多いかもしれません。しかし、実際のところ9番アイアンから始めた方が“ミート率の良さ”の観点からベターだと思います」
「ビギナーは何とか上級者に食らいつこうと、頑張ってフルスイングしがちですが、かえってミスショットを連発し大叩きの原因になってしまいます。1打で稼げる飛距離は短くてもコツコツと前に進めるスリークォーターやハーフスイングをメインに練習し、確実に当てられる基礎を作っていくことが大事です。そのためにも、7番ではなく9番アイアンを選ぶことをお勧めします」
「9番をマスターしたら7番にトライしてみるのも十分アリですが、9番の直後に7番を持つと実際以上にクラブが長く感じる場合も多く、なかには7番を持った瞬間に余計なリキみが入ってしまう人も少なくありません。シャフトの長いクラブに少しずつ慣れていきたい人は、9番の次は8番と段階を踏んだ方がと安心だと思います」
また、9番アイアンや7番アイアンをある程度打てるようになったら、ユーティリティー、その後にアプローチやバンカーショットで必要な、ウェッジの順番で練習していくと良いと言います。
ビギナーは飛距離が出にくいだけに、ドライバーやフェアウェイウッドを使いたい人も多いでしょうが、長いクラブでビギナーがナイスショットを打てる可能性はかなり低く、またドライバーなら高いティーアップが、フェアウェイウッドなら芝から直接払い打つスイングが必要で、いずれも高難易度です。
一方でユーティリティーはフェアウェイウッドより飛距離が少し短くなる代わりに、シャフトが短く振りやすさや安定感で分があるため、暫定的な「最上位番手」にうってつけだと言います。
接待ゴルフではショット力よりも周りへの「気遣い力」が大切
一方で三浦氏は、ビギナーならではの接待ゴルフとの向き合い方に関して以下のように話します。
「接待ゴルフは勝ち負けではなく、あくまでも『上司や取引先との親睦を深める』ことが一番の目的ですから、腕前はそこまで気にする必要はないと思います。むしろ、ゴルフがうまくても周りに迷惑をかけたり、気分を損なわせてしまったりする人の方が良くありません」
「技術面よりもルールやマナーといった面を真っ先に理解しておくことが非常に大切です。基本的なマナーと言えば、『同伴者がティーショットを打つ時には視界に入るような場所に立たない』や『グリーン上で相手のパッティングラインを踏まない』『クラブ選択でのスロープレーを避けるため、常に2~3本は持っていく』などが挙げられます」
「また、OBを連発してしまったりバンカーから抜け出せなくなったりと、スキル不足がゆえに、どうしても周りのペースについていけなくなる場合もあるでしょう。その際は“ギブアップ”を宣言し、ネクストホールへの準備を率先して行う方がいいでしょう」
「ただ、あまりにもすぐに諦めてしまうと『この人は根性や課題解決能力が乏しい』と判断されかねないので、どんなにらちが明かないホールでも10打くらいは頑張ってみましょう」
さらに、すぐにギブアップを宣言することなくある程度は粘ってみることで、スキルアップを目指すうえでの重要な糧やヒントを得ることができると言います。
初めての接待ゴルフはとても緊張するかもしれませんが、「無理をしないショット」と「相手への気遣い」の2点を押さえておけば、そこまで不安にならなくていいのかもしれません。
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