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- 歩くことすら制限され―― 2度の手術を乗り越えた植竹希望 壮絶なリハビリ生活は「うつになりそうだった」
“黄金世代”の植竹希望(うえたけ・のぞみ)が、大会2日目を4バーディー、3ボギーの「71」で回り、通算2アンダーの7位タイで予選を通過した。度重なるケガに苦しみながらも、復活への確かな手応えを口にした。
この先のゴルフは「もう一回ルーキーみたいな気持ちで」
◆国内女子プロゴルフ
リゾートトラスト レディス 5月28~31日 グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島県) 6500ヤード・パー72
“黄金世代”と称される1998年度生まれの一人で、2022年の「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を飾った植竹希望が、大会2日目を4バーディー、3ボギーの「71」でプレー。首位と3打差の通算2アンダー7位タイに浮上し、これで3週連続の予選通過を決めた。
「過去の自分とまた違う、いい自分が見つけられた」
そう手応えを口にした背景には、度重なるケガと手術を乗り越えてきた苦しい時間があった。

植竹は2024年4月に、右股関節唇損傷の手術を受けてツアーを離脱。同年中に復帰を果たしたものの、25年1月には合宿中のトレーニングで転倒し、右手首を骨折した。ラダーを使ったトレーニング中に足を引っかけて転倒し、とっさについた右手を負傷。手術を受け、現在も右手首にはボルトが入っているという。
「2度と経験したくないですね(笑)。ちょっと、うつになりそうだったので」
そう苦笑いを浮かべるほど、当時は苦しかった。股関節の手術後は3カ月間、歩行距離を「1キロまで」と制限され、散歩すら満足にできない日々を過ごした。右手首の骨折後も思うように練習ができず、「みんながいっぱい練習しているのに、それじゃうまくならない」と焦りを感じていたという。
苦しいリハビリ期間を乗り越え、ようやく見え始めた光。ゴルフへの向き合い方も変わった。
「もう人生楽しもうかなって(笑)。また、もう一回ルーキーみたいな気持ちでいるので。楽しくやろうかなと思っています」
結果だけを追い求めるのではなく、自分自身と向き合いながら歩む新たなキャリア。数々の苦難を乗り越えた植竹が見つけた“新しい自分”は、今後の戦いのなかでさらに輝きを増していきそうだ。(福島県西郷村/藤森大輔)
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