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- 「優勝して家族写真を」 横峯さくらが4位浮上 家族3人で回る最後のシーズンに狙う“最長ブランクV”
国内女子ツアー「明治安田レディス」2日目、ツアー通算23勝の横峯さくら(よこみね・さくら)が「67」でプレー。通算8アンダーの4位タイに浮上し、11年238日ぶりとなる“史上最長ブランク優勝”へ好位置につけた。
ワイドスタンスでショットが安定
◆国内女子プロゴルフ 第19戦
明治安田レディス 7月16~19日 仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県) 6692ヤード・パー72
ツアー通算23勝の横峯さくらが、大会2日目を7バーディー、2ボギーの「67」で回り、通算8アンダーの4位タイに浮上した。初日は「69」で、2日連続の60台は今季初。インスタートの前半13番でボギーが先行したが、直後にスタンスを一足分ほど広げたことが流れを変えた。

「なかなか自分のタイミングで打てていなかったので、とりあえず『ワイドスタンスを試してみよう』と思ったら、結構いいショットが打てた。『あ、これかな』みたいな感じでした」
これまで練習で試しても「気持ち悪い」と感じていたが、前週の試合を休んでトレーニングに取り組んだことで、違和感なく構えられるようになった。
すると、14番パー5では残り76ヤードの3打目をサンドウェッジで3メートルにつけ、15番でも2メートルを決めて連続バーディー。18番でもスコアを伸ばし、後半も4つのバーディーを重ねた。ただ、最終9番では左ラフから残り135ヤードを9番アイアンで打ったものの、ボールはグリーン手前のカラーへ。約20ヤードを1.5メートルまで寄せたが、パーパットを決め切れなかった。
「最後のボギーが悔やまれます。久しぶりに、何年ぶりかぐらいに5アンダーで回れているような気がするので、本当にいいプレーができたと思います」
めまいの症状が軽減
今季は初日に好スコアを出しても、2日目に崩れる試合が続いていた。今週も初日は3アンダーで回ったが、自身の感覚では「騙し騙し」のゴルフだったという。
それでも、この日は「パッティングだけはしっかり打っていこう」と決め、12番では3メートルのパーパットを沈めてピンチをしのいだ。そこで踏みとどまり、ショットも徐々にかみ合い始めた。
好スコアの背景には、約10年前から悩まされてきた“めまい”の症状が軽減されていることもある。大学教授から、めまいが起きにくいアドレスや目線の置き方などの助言を受けたという。
「対処法があるというだけでも、ストレスは結構軽減されました」
症状がなくなったわけではないが、長年抱えてきた不安が和らいだこともプレーの安定につながっている。
子どもとのツアー転戦は今年が最後
子どもは来年、小学生になる。家族3人でツアーを転戦するのは今年が最後となるため、来季以降、どのような形で戦うかはまだ決めていない。
YouTubeチャンネル「ゴルフと子育て日記」を始めたのも、家族で各地を回る日々を映像として残しておきたいという思いからだった。
「家族3人でツアーを回るのが最後なので、私たち家族の思い出みたいな感じです。それを見てくださる方に、何か感じていただけるものがあったらうれしいです」
最近では、ラウンドを終えると子どもから「頑張れた?」と聞かれるという。
「私は結構『頑張れた』って言うんですけど、本当は頑張れていないよ、みたいな時もあります(笑)」
最後に優勝したのは、2014年の「大王製紙エリエールレディス」。今大会で頂点に立てば11年238日ぶりとなり、金田久美子が持つ11年189日を更新。1988年のツアー制度施行後では、史上最長のブランク優勝となる。
「優勝したいですね。優勝して、家族写真を撮りたいです」
家族3人で転戦する最後のシーズン。思い出の一枚を残すためにも、久しぶりに巡ってきた優勝争いに全力を注ぐ。(宮城県富谷市/金明昱)
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