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- 加藤麗奈、優勝決めた最終18番ホールの2メートル「入れるしかなかった」
加藤麗奈(かとう・れいな)がツアー初優勝を決めた18番グリーンでの心境を明かした。約12メートルのバーディーパットをショートさせながらも、約2メートルのパーパットを沈めて優勝。「入れるしかない」と覚悟を決めた一打の舞台裏を語った。
18番で待っていた「最後の2メートル」
◆国内女子プロゴルフ 第20戦
大東建託・いい部屋ネットレディス 7月23~26日 ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県) 6485ヤード・パー72
単独首位から出たプロ2年目の加藤麗奈が5バーディー、1ボギーの「68」をマークし、通算22アンダーでツアー初優勝を飾った。19歳143日での優勝はツアー史上14番目の年少記録となった。
2打のリードを持って迎えた最終日は、1番で約5メートルを沈めて幸先よくバーディー発進。4番では169ヤードを5番ユーティリティーで約2メートルにつけ、5番ではドライバーでグリーン右ラフまで運ぶと、25ヤードのアプローチを寄せて連続バーディーを奪った。さらに8番、9番でも4メートル前後のバーディーパットを沈め、前半だけで5つスコアを伸ばして首位をキープした。

しかし後半は流れが一変する。13番では左足がバンカー、ボールはラフという難しいライから5番ウッドでグリーンを狙ったものの届かず、この日唯一のボギー。一時は首位を譲る苦しい展開となった。14番でも約2.5メートルのパーパットを残すピンチを迎えたが、これを沈めて踏みとどまった。
優勝を決めた18番では、約12メートルのバーディーパットがショートし、約2メートルのパーパットが残った。
「そこまでロングパットがショートしてしまっていて、ちょっと緊張もあって打ち切れていなかったので、『またやってしまったな』という感じでした」
それでも同組の仲宗根澄香のバーディーパットを見届け、「自分は入れるしかないと思った」という。「ちょっと切れるラインだったんですけど、強く薄めにラインを取って打ちました」と覚悟を決めた一打はカップの中央へ。右拳を握りしめると、涙があふれた。
「そこまで結構接戦で、すごくメンタル的にも苦しかったので、うれしかったなという感じです」
13番で首位を譲っても、「17番のパー5もありましたし、まだチャンスはあると思っていたので、最後まであきらめないでプレーしようと思っていました」と冷静さを失わなかった19歳。序盤の猛チャージと終盤の粘り、そして最後の2メートルを沈める勝負強さで、悲願のツアー初優勝をつかみ取った。
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