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- 参院選と同日に下った“審判” 女子ゴルフ「第1回リランキング」の結果はどうなった?
先週の国内女子ツアー「ニッポンハムレディスクラシック」で前半戦が終了し、1回目のリランキングが実施された。後半戦に多く出場できる選手の顔ぶれを見ると、同じくらいのQT順位の選手間でも明暗がくっきりと分かれた形だ。
QT157位の辻梨恵が25位にジャンプアップ
先週開催された国内女子ツアーのニッポンハムレディスクラシックで、今季38試合中、19試合が終了した。ここでシードを持たない選手を対象に出場優先順位を入れ替える1回目のリランキングが実施された。
シード選手以外を対象とし、今季の開幕戦から総合力を示すメルセデス・ポイントが高い順に、後半戦に出場できる試合数が多くなる仕組み。
ちなみに今大会終了時点で第1回リランキング実施後の順位が40位前後であれば、第2回リランキングが行われる「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月23~25日)までほぼ出場が可能だ。
その上で暫定リランキングの順位を見てみよう。1位は黄アルム(QT6位)、2位福田真未(QT8位)、3位はささきしょうこ(前半出場権)、4位佐久間朱莉(QT14位)、5位岸部桃子(QT22位)とQT上位選手が順当に後半戦の出場権を得ている。
目に留まるのはルーキーの奮闘ぶり。2003年生まれの佐藤心結が10位、桑木志帆が7位。他にも阿部未悠(11位)、小倉彩愛(16位)、内田ことこ(22位)、上野菜々子(27位)、尾関彩美悠(28位)、岩井明愛(30位)、岩井千怜(33位)ら若手が後半戦出場権を獲得している。
また、ベテランの健闘も目立った。ニッポンハムレディスクラシックで3年ぶりにトップ10入りした木戸愛(QT50位)が、前週37位から29位に浮上。また、QT87位の金田久美子が18位、QT157位の辻梨恵が25位にランクイン。出場試合数が限られたギリギリの戦いのなかで、出場権を手にした。
また、QT1位の下川めぐみは60位と後半戦の出場試合数はかなり減る見込み。1998年度生まれの“黄金世代”でツアー1勝の新垣比菜(QT19位)も68位と沈んだ。元賞金女王のイ・ボミは8試合出場で55位に入ったが、後半戦は主催者推薦での数試合出場の見込み。
調子のいい選手や総合力が順位に反映されるリランキングは、QT順位が同じくらいの選手の間でも明暗がくっきりと分かれる。7~8月の夏場は体力勝負となるが、ここで再び巻き返しを図る選手が出てくるのかに注目したい。
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