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- 力みやすい人は試してみて! “最終プロテスト有力候補”手束雅のパッティングルーティン
多くの男女ツアープロのコーチを務め、ゴルフ中継で解説も務めている石井忍が、国内外ツアーで気になった選手やシーンをピックアップ。独自の視点で分析します。今回注目したのは、マイナビネクストヒロインゴルフツアー「PIM Ladies Tournament」で優勝した手束雅です。
アドレスしてから手元を下げ、シャフトを軽く握るような仕草
10月17日に開催されたマイナビネクストヒロインゴルフツアーの第10戦「PIM Ladies Tournament」で解説を務めさせていただきました。このツアーは、プロテスト合格前の若手女子ゴルファーに経験の場を提供するために、2019年に発足したものです。今年のLPGA最終プロテストは11月初旬に行われますが、同ツアー登録選手の中では、29名が最終プロテストに進んでいます。

第10戦「PIM Ladies Tournament」の舞台は、今年6月に女子トーナメント「アース・モンダミンカップ」が開催されたカメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)でした。今大会はヤーデージが6500ヤード以上(パー72)に設定された上、当日は雨が降っており、ランが出にくい状況。タフなコンディションでしたが、出場39人中、5人の選手が60台でプレーする展開となりました。
そんな中、5アンダーの67でプレーして優勝したのは、2000年生まれの手束雅選手です。167センチの長身を生かしたダイナミックなスイングの持ち主で、過去には世界ジュニアゴルフ選手権での優勝経験があります。今年は予選会からチャレンジした「日本女子オープン」の出場権も手にし、本選では予選を突破して4日間を戦った実績があります。
また、彼女はプロテストの第2次予選会を通過し、最終プロテストに挑む選手のひとり。大一番まで2週間を切ったこの時期の優勝は、自信にもつながったのではないでしょうか。
さて、今大会の手束選手を見ていて興味深かったのは、彼女のパッティングルーティンでした。アドレスした後、手元をスルスルと下げ、シャフトを軽く握るような仕草をしてから、再び手元を元の位置に戻してグリップし直し、始動するのです。この日、私と一緒に解説をしていたツアープロの藤本麻子選手は、「シャフトを持って打つのかと思った」と驚いていました。
このルーティンにはどんな意味があるのか。気になった藤本選手と私は、優勝インタビューの際に手束選手に聞いてみました。
「パターの引っかけが止まらず、試行錯誤して取り入れたルーティンです。一回、腕を下ろして肩の位置や手の力感をリセットしています。そこからグリップを握ると、余計な力が入らないんです」
松山英樹選手や稲見萌寧選手も、腕を一度ダランと下げてからパターを握る仕草をしますよね。手束選手と少しスタイルは違いますが、始動前にリラックスする動作を入れるのは有効なルーティンです。
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