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- 現在の記録保持者は原英莉花! 馬場咲希が“資格あり”な勝てば更新される珍しい記録とは?
17歳のアマチュア・馬場咲希が今週のTポイント×ENEOSゴルフトーナメントで国内ツアー今季初参戦を果たす。今週限定ではないが馬場にはツアーで勝てばある記録を塗り替える“資格”がある。それはいったい何か?
いつ勝ってもおかしくない馬場咲希のポテンシャル
さて、馬場だが現在の実力はどのくらいのものなのか、データから探ってみよう。昨年、国内ツアーには8試合出場して6試合で予選を通過。最高位は日本女子オープンの11位だった。
最近の選手は高校時代からプロのトーナメントでガンガン上位に食い込んでくるから、昨年の馬場の成績はそれほど特筆すべきものではない。平均ストロークも72.3418で部門57位相当でしかなかった。馬場が出場した中には日本女子オープンやヤマハレディースオープン葛城など好スコアが出ないトーナメントが入っていることを考慮しても、もうひとつパンチに欠ける数字である。

だが、馬場の本当の姿はこれだけでは浮き彫りにできない。海外でのデータを加えればスケールの大きさが明らかになってくるのだ。
昨年の全米女子アマ制覇の実績は言わずもがなだが、その前に出場した全米女子オープンで予選を通過して49位に入っている。渋野日向子や古江彩佳、前年覇者の笹生優花ら実力者が予選落ちする中での奮闘だった。
そして先月の米女子ツアー、ホンダLPGAタイランドである。出場選手中唯一のアマチュアだったが通算9アンダーで堂々34位という成績を残した。ほかの日本勢と比較すると、20位の笹生とは3打差、23位の畑岡奈紗とは2打差、27位の渋野とは1打差だった。日本のトップクラスとそん色ないスコアだったのだ。
4日間の飛距離は271ヤードで全体の11位。米女子ツアーでも上位の飛ばし屋である笹生が272ヤードだったから、世界と対等に戦えるだけの飛距離といっていいだろう。
さらに注目したいのがパーオン率の高さである。4日間通算81%で全体7位の数字を叩き出したのだ。日本勢ではトップで、馬場より高い数字をマークしたのはすべて10位以内に入っていた選手である。グリーン周りとグリーン上で苦戦したぶん、順位を上げられなかったが、ショット力はすでにワールドクラス。昨年より成長していることがうかがえる。
海外のデータを見れば、国内ツアーでいつ勝ってもおかしくないレベル。175センチの日本選手最長身優勝者誕生はそう遠くないはずだ。
馬場 咲希(ばば・さき)
2005年4月25日生まれ、東京都出身。父親の影響で5歳からゴルフを始める。東京都ジュニアゴルフ選手権(18年)、関東ジュニアゴルフ選手権(19年)、東京都女子アマチュアゴルフ選手権(21年)などで優勝。175センチの長身で、270ヤードのドライバー飛距離が武器。昨年は全米女子オープンに予選会を経て出場し、決勝ラウンドに進んで49位。8月の全米女子アマでは、日本勢として85年の服部道子以来、37年ぶりとなる優勝を手にした。
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