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- ゴルフ場の予約が少ない月は6月下旬!? 意外にも梅雨とは関係ないその理由とは?
ゴルフは基本的に通年楽しむことができるスポーツですが、気候とは別の理由でラウンドに行けない時期というのも存在します。
仕事の都合や家庭の事情など理由は人それぞれ
筆者が通っているゴルフスクールにはWeb予約システムがあり、パソコンやスマートフォンで気軽に予約を入れることができます。
そのシステムの中にラウンドのスコアを登録するメニューもあります。日付、スコア、コース名、ラウンドメモを登録すると、その内容が担当コーチに共有されるので、反省点を次回のレッスンの課題にすることができます。コーチに「スコアの登録をいつも楽しみにしています」と言われているので、ラウンドに行った後はなるべく早めに記録するようにしています。
4月中旬にレッスンを受けに行ったら、コーチから「最近ラウンドに行かれていないですね」と声をかけられました。いわれてみれば直近のラウンドは3月22日で、次回の予定は4月17日でしたから、約1カ月のブランクがあります。1月中旬から3月中旬まで毎週のように行っていたので、「どうしたのだろう?」と思われたようです。
理由は単純で子どもが春休みだからです。3月26日から4月7日まで小学5年生の長男と小学2年生の長女が春休みでヒマを持て余していましたから、子どもたちと出かけたり実家に帰省することを優先していました。春休みはゴルフにうってつけの時期でもありますから、期間中に4回もゴルフに誘われましたが、残念ながらすべて断りました。
同様の理由で多くのゴルファーがラウンドの予定を入れるゴールデンウイークも、もう10年以上ゴルフに行った記憶がありません。
夏休みは7月下旬から8月下旬までと期間が長いので、まったくゴルフに行かないということはありませんが、子どもたちと出かけたり、実家に帰省するのが優先であることは変わりませんから、ラウンドの回数は減ります。
株主総会の時期や決算の時期はゴルフに行けない人が多い
小学生の子どもがいると、子どもの休みを避けながらラウンドの予定を入れますが、中学生以上になると親と一緒に出かける機会が減るのであまり気にしなくなると諸先輩方は口をそろえます。
一方で、子どもが中学3年生や高校3年生だと「受験期間中に親がゴルフに行くのは気まずいので今年の1〜2月はパスします」というパターンもあります。子が受験勉強に励んでいるのに親がゴルフに行くのは、確かにひんしゅくを買いそうです。
ゴルフ場関係者と以前、予約が多い時期と少ない時期について話をしていたところ、6月下旬は予約が少ないという話題になりました。筆者はてっきり梅雨入りが原因かと思ったのですが、関係者によると株主総会が集中するからだそうです。
女子ツアーも以前は6月下旬が空き週でした。その理由はプロアマのゲストとして招待したい経営者の方々が株主総会で忙しいからです。
それに対して「アース・モンダミンカップ」の主催者であるアース製薬さんは「ウチはプロアマのためではなく選手たちのために大会を開催したい」と2012年にトーナメントを新設しました。その大会が今やツアー屈指の高額賞金トーナメント(賞金総額3億円、優勝賞金5400万円)になっています。
経営者の方々は株主総会の時期だけでなく、決算の時期もゴルフに行けなくなることが多いようです。
冬は寒いとか、春は花粉症がツライとか、夏は暑いといった理由だけではありません。仕事の都合や家庭の事情で、人それぞれゴルフに行きやすい時期と行きにくい時期があるのです。
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