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- 先調子なのにゆったりした振り心地が新鮮! 超つかまるのに振りやすい「アッタスRXサンライズレッド」を試打
カスタムシャフトメーカー・USTマミヤの新シャフト「アッタス(ATTAS) RX サンライズレッド」が好評です。「アッタス」シリーズは13代目を表す「KING(キング)」までラインナップをそろえてきましたが、新シリーズとなった初代モデルは「赤」をキーカラーにあしらった先調子。シャフト計測とコース試打を行い、シャフト特性と振り心地を分析しました。
「サンライズレッド」はつかまりが抜群
個性的なネーミングとキャラクターが特徴的だった大ヒットシャフトシリーズ「アッタス(ATTAS)」は「キング(KING)」で完結。新たに「アッタス RX」シリーズがスタートしました。その第一弾が「サンライズレッド」です。

このシャフトは各社で人気のキーカラー「赤」をあしらった先調子モデルですが、歴代の走り系シャフトに比べてサイドスピンを半減させる「新HTTテクノロジー」を先端部に採用しているのが大きな特徴。
高MOI(慣性モーメント)ドライバーとの相性のよさと、しなり戻りのエネルギーでシャフトを走らせる先調子設計のバランスで、球のつかまりのよさとブレの少なさを両立しています。
USTマミヤ各シャフトの特性ポジショニングマップで「ど真ん中」に位置している「ジ アッタス V2」と比べると、「RXサンライズレッド」はつかまりのよさに特化したポジショニングになっています。

USTマミヤによれば「キング」よりもさらにつかまる設計になっているそう。また全体剛性が高い逆輸入モデル「LIN-Q」と比べると高弾道で、つかまり・弾道高さともに完全に対極です。
「先調子」なのにゆったりした振り心地が特徴
「アッタス RX サンライズレッド」の4S、5S、6Sの振動数としなり剛性(EI)を計測してみると、「アッタス キング」よりも手元と先端がしっかりしていて、「ジ アッタス V2」よりも手元と先端の剛性差が大きいことが確認できました。

他社モデルの「赤」よりも若干振動数は少なめでしなやかになっていて、「軽&軟」「軽&硬」から「重&軟」「重&硬」まで幅広く選べるフレックスになっています。
同じフレックスで比較した場合のしなり剛性(EI)分布で見ると、フジクラの「ベンタス(VENTUS) TRレッド」に少し似ていますが、手元と先端の剛性差が大きいことで全体的にしなやかなに感じられるので、ゆったりした振り心地になりそうです。
先調子の特徴である球のつかまりを確保しながらスピンは抑え気味にし、さらに高慣性モーメントヘッドの特性を生かすというとても欲張りなシャフトになっています。
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