有賀園ゴルフで2023年5月に売れたドライバーベスト5
今、売れているドライバーはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。
第1位 G430 MAX ドライバー（ピンゴルフジャパン）
高慣性モーメントをかなえ「叩いてもブレない」が特徴。超極薄の素材採用で、フェース全面で大きくたわみ、反発力アップ、最大初速を実現しています。上下のミスヒット時でも最適なスピン量と弾道で、最大のキャリーと飛距離を生み出します。打球音にもこだわり、新「サウンドリブ」を搭載。ナイスショットはもちろん、打点がブレても、快音をかなえます。2022年11月11日発売。メーカー希望小売価格:9万3500円（税込み）
カスタムモデルの購入が増えたことも人気を押し上げました
直進性の高さが大きく評価されて、1月以来の首位返り咲きです。
ピンのフィッティングスタジオで様々なシャフトを打ち比べてから決めた、カスタムモデルを購入に来てくださる方も多かったように感じます。
有賀園で「PING G430 MAX ドライバー」の価格を調べる！
GW中にじっくりクラブ選びを行ない、自分に合った「G430 MAX」を見つけられたのでしょう。とにかくファンの多いモデルです。（有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長）
第2位 パラダイム ドライバー（キャロウェイゴルフ）
ヘッド中間部分に、業界初のカーボン素材のみで構成した360度カーボンシャーシを導入した「パラダイム」。4機種ある中で、もっともスタンダードで幅広いプレーヤーに対応するのがこちらのモデル。やや洋ナシ型にも近い、構えやすい形状をしており、ペリメーターウエートやアジャスタブルホーゼルで、自分好みの弾道や仕様に調整も可能です。2023年2月24日発売。メーカー希望小売価格:9万6800円（税込み）
トータルパフォーマンスが高くFWとUTとセット購入も目立ちました
こちらも直進性の高さを評価する声が多かったモデルです。ちょっと硬めの打感を好む人に人気で、使用しているプロが活躍していることも、人気を後押ししていたようです。
有賀園で「Callaway PARADYM（パラダイム）ドライバー」の価格を調べる！
シリーズのトータルパフォーマンスが高いので、ドライバーだけを購入する人よりは、フェアウェイウッド、ユーティリティーもセットでそろえて、買いに来る方が多かったように感じます。（有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長）
第3位 ステルス2 ドライバー （テーラーメイド ゴルフ）
前作同様、エネルギー伝達効率を高める「60層のカーボンフェース」を搭載し、ボール初速を高めながら、さらに進化したツイストフェースなど、優れたテクノロジーでミスヒット時も初速低下を軽減します。ヘッドに使用するカーボン容量を増やし、余剰重量を最適に配分。慣性モーメントを飛躍的に向上させ、安定感と高い再現性もかなえています。2023年2月17日発売。メーカー希望小売価格:9万3500円（税込み）
柔らかな打感で飛距離も出ることに魅力を感じる人が購入
「G430MAX」と「パラダイム」は直進性の高さを評価する声が多いのですが、「ステルス2」は飛距離性能の高さに魅力を感じる人が購入されています。
有賀園で「TaylorMade STEALTH（ステルス）2 ドライバー」の価格を調べる！
柔らかな打感で心地よく、飛距離も出るという声が圧倒的に多いですね。
純正シャフトは初代と同じで、飛距離性能が高まっているのは、ヘッド性能がかなりアップグレードされている印象を受けます。（有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長）
第4位 ステルス2 HD ドライバー（テーラーメイド ゴルフ）
エネルギー伝達効率を高める「60層のカーボンフェース」を搭載。進化したツイストフェースなど、優れたテクノロジーで、驚異的なボール初速と高い安定性、さらなる低重心設計を施しています。ヘッドに使用しているカーボン容量をアップさせて、ヘッドを軽量化。ウエートをヒール寄りに配置し、高弾道でつかまりやすく、寛容性を進化させています。2023年2月17日発売。メーカー希望小売価格:9万3500円（税込み）
第5位 プロギア LS（エルエス）ドライバー（プロギア）
ヘッドスピード40m/s 前後のゴルファーがオートマティックに高打出し、低スピンで理想的な弾道のショットが打てるように設計された「LS」。プロギア史上最強の低深重心も実現しています。反発性能では不利なシャローフェースでありながらも”ギリギリ” の高初速を実現させ、「RS」より約20g 軽い軽量設計で、やさしく振り切れるドライバーです。2023年5月19日発売。メーカー希望小売価格:9万9000円（税込み）
「日本国内でも『USモデル』が販売されているのをご存知ですか？」（小室店長）
先月、先々月に続き、1位から3位は、「G430MAX」「パラダイム」「ステルス2」の3機種の順位が入れ替わっただけですね。まだまだ、この傾向は続きそうです。
そんな中、国内ブランドであるプロギアの「PRGR LS」が5位にランクインしました。ヘッドスピード40メートル/秒の人のためのクラブというコンセプトもオリジナリティーを感じますし、人気が続いて欲しいと感じています。
今回のベスト4までを独占したメーカーは「ピン」「キャロウェイゴルフ」「テーラーメイド ゴルフ」、これに加えて「タイトリスト」などは海外のメーカーです。
有賀園ゴルフで販売しているのは、これらのメーカーが扱う日本向けの商品で、日本人のヘッドスピードや体格、体力などが考慮されています。
これ以外に、日本ではUSモデルの並行輸入品を販売しているお店もあり、ニセモノではないのですが、スペックの異なるものとして売られています。
USモデルはヘッド自体が少し重いことも多いのですが、一番の大きな違いはシャフトです。全体的に日本モデルよりは硬めの異なるモデルが装着されています。
そのため、USモデルのRは、日本モデルのSRやS相当の硬さが出ていることも多くなっています。
海外でレンタルしたクラブがよかったから、日本で同じモデルを購入したのに何かが違う、という経験をされた方も多いかもしれませんが、これはUSモデルと日本モデルの違いからくることが多いのです。
なので、日本モデルを選ぶときは、海外で使ったものより、少し硬めのシャフトがついたモデルを選ぶとよいでしょう。迷ったら、遠慮なくスタッフにご相談ください。
「だったら、USモデルを探して購入する方が自分に合うのかな？」という方もいらっしゃるかもしれませんが、USモデルは日本で修理できないことも多いので、注意が必要です。
また、ネットなどで購入される場合は、偽造品が混じっていることもあるので、お気をつけください。
※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。
取材協力：有賀園ゴルフNEW杉並店
