自分が失敗する場面もイメージしておく
ラウンド間隔が空いてしまい、久しぶりのゴルフの場合は「うまくボールが当たるだろうか…」「大叩きしたらどうしよう…」と不安に思う方も多いでしょう。久々のラウンドでもいいパフォーマンスを出すためには、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。

レッスンプロの村井良行氏は「頭の中でシミュレーションをしておく」「練習と期待をしすぎない」ことを挙げています。
ラウンドはもちろんのこと、練習場にさえ久しく行けていない人であれば、自分のスイングの感覚に不安を覚える人も多いでしょう。そのような場合は、イメージトレーニングをしておくことが非常に大切です。
「ラウンドで失敗したくなかったら、あらかじめ頭の中で失敗しておきましょう」と村井氏が話すように、いいイメージだけでなく、自分が失敗する場面もイメージすることが大切です。失敗する場面を想像すれば「どうすれば失敗を避けられるだろう」と対策をおのずと考えるようになるため、スコアメイクにもつながります。
「前日、急にゴルフに誘われたから時間がない」という方でも諦めないでください。家でタオルを使って素振りをするのも立派なイメージトレーニングです。
時間がないことを言い訳にせず、すぐにできることを実践しましょう。
張り切って猛練習は避けるべき

久々のゴルフであれば、気持ちが自然と高ぶってしまうのも無理はありません。しかし、だからといって練習をしすぎてしまうのは危険です。
張り切って猛練習すれば、体を痛める可能性が高く、筋肉痛でラウンド当日に響いてしまうことも考えられます。そのような事態を防ぐためにも、練習は感覚を取り戻す程度に抑えて、ストレッチなどで体をほぐすことにも時間を使うといいでしょう。
また、自分に対する過度な期待も禁物です。久しぶりで気分が高揚するのも分かりますが、過度な期待を持っているとうまくいかなかった場合に余計落ち込むことになります。
大切なのはどんなことが起きても平常心を保つことです。前述したように、あらかじめ失敗するイメージを持っておけば精神的にもゆとりが生まれ、より気楽にプレーができるでしょう。
久々のプレーは不安や緊張がつきもの。せっかくのラウンドを楽しいものにするために、たとえ時間が限られているとしても、イメージトレーニングや練習などできるだけの準備をしておくことが大切です。
加えて、自分自身に過度な期待をせず、気軽な心持ちでプレーすることも、間隔の空いた久しぶりのゴルフでは重要な考え方であると言えそうです。