「また来たい!」と思わせる細かい気配りがスゴイ! 接客レベルが高いゴルフ場は何が違うのか?

最近はカートへのキャディーバッグ積み下ろしやラウンド後のクラブ清掃などもセルフで行う場合が増え、接客レベルの高さに感心することは少なくなりました。そこで、改めて「いい接客」について考えてみました。

置き忘れたクラブが2ホール後には手元に

 先日ラウンドしたゴルフ場は接客サービスのレベルが非常に高く、ひさしぶりに感心しました。

 この日はキャディーバッグを宅配便で送っていたので、フロントでチェックインを済ませてからマスター室に直行し、キャディーバッグの中に入れておいたゴルフシューズを取りに行きました。

 マスター室前にいたスタッフの方に「宅配便で送ったキャディーバッグはどこに置いてありますか?」と聞くと、「あちらになります」と案内された先には木製のキャディーバッグ保管庫があり、その扉に「○○様」と貼り紙がしてありました。

ゴルフ場がキャディーバッグ配送時に実際に入れてくれた保護材
ゴルフ場がキャディーバッグ配送時に実際に入れてくれた保護材

 宅配用のキャディーバッグカバーを外し、シューズケースを取り出していたところ、「キャディーバッグカバーは私がポケットにしまっておきますので、お客様はシューズを取り出したらロッカールームでご準備なさってください」と声をかけられました。

 今年に入ってから何度かキャディーバッグを宅配便で送ってラウンドしたことがありましたが、キャディーバッグカバーはいずれも自分で折り畳んでポケットに収納した気がします。ものすごくささいなことですが、とても好感を持ちました。

 このゴルフ場はセルフプレーとキャディーつきプレーの選択制でした。筆者の組はセルフプレーでしたが、前後にはキャディーつきプレーを選択している組が意外と多くて驚きました。近年はキャディーつきプレーの便利さよりもセルフプレーの割安さを優先するゴルファーが圧倒的多数です。

 これほど多くのゴルファーがキャディーつきプレーを選択するということは、キャディーの接客レベルも高いのだろうと推測しました。すると、そのレベルの高さを前半ハーフで見せつけられました。

 同伴者が7番ホールのグリーン周りにサンドウェッジを置き忘れたことを、8番ホールのグリーン周りで気づきました。乗用カートの無線でマスター室に連絡を入れるかどうか迷ったのですが、後ろの組がキャディーつきプレーだったので、キャディーさんが拾ってくれるのを期待することにしました。

 9番ホールのプレーを終え、マスター室のスタッフにクラブを置き忘れたことを伝えようとしたところ、そのスタッフがなんと置き忘れたクラブをすでに持っていたのです。

 おそらく後ろの組のキャディーさんが7番ホールでクラブを見つけ、マスター室に連絡を入れ、別のスタッフが受け取りに行き、9番ホールのプレーには間に合わなかったのでクラブハウスに届けたのでしょう。

 前半ハーフ終了時にクラブの置き忘れを伝えておけば、後半ハーフのスタートまでにクラブが戻ってくるのではないかと期待していたのですが、それよりもはるかに早いタイミングで戻ってきたので意表を突かれました。

宅配便で送ったクラブに保護材が装着されていた

 後半ハーフのスタート時に後ろの組が待機していたので、キャディーさんにクラブを拾ってくれたお礼の言葉を伝えました。キャディーさんは「すぐにお届けすることができてよかったです」と微笑んでくれました。

 その後、ラウンドが終わってクラブハウスに戻ると、スタッフの方に「キャディーバッグはお持ち帰りですか?」と聞かれたので、「宅配便です。往復です」と答えました。

「ゴルフシューズはキャディーバッグの中に入れますか?」と聞かれたのですが、ラウンド後のシューズは新聞紙を丸めて詰め込んで湿気を取り除き、その日のうちに自然乾燥したかったので「いや、帰りはボストンバッグに入れて持ち帰ります」と伝えました。

 そうしたら「それなら発送の準備は私のほうでやっておきますので、お客様はお帰りの際に発送伝票の受け取りだけお願いします」といわれました。

 往復の宅配便で伝票を書く必要がなく、ゴルフシューズを入れないのであれば、あとはキャディーバッグカバーを装着すれば発送準備完了です。「じゃあ、お願いします」とスタッフの方にお任せしました。

 そして一番驚いたのはキャディーバッグが自宅に到着したときです。キャディーバッグカバーを取り除いてポケットに収納し、フードカバーを開けて中身を確認したところ、アイアンとウッドに保護材が装着されていたのです。

 ゴルフ場か宅配業者のどちらかが装着してくれたのでしょうが、宅配業者がそんなことをしてくれた経験は一度もありませんから、おそらくゴルフ場の配慮です。こういう細かい気配りができるゴルフ場がどんどん増え、ゴルフ場業界全体が接客業として成熟してほしいと思わずにいられませんでした。

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