「レッスンのバリエーションが少ない気が…」は危険シグナル!? よいコーチと悪いコーチの見分け方とは?

「レッスンでスキルアップ」を考えるゴルファーも多いオフシーズン。自らも25年以上に渡ってプロを教える伝説のプロコーチに師事した経歴と、8万人以上にアドバイス経験を持つ筒康博コーチに、「よいコーチ」と「悪いコーチ」の見分け方や選び方について語ってもらいました。

よいコーチはワガママなリクエストや気持ちの変化に付き合ってくれる

 アマチュアのみなさんは、仕事や家庭の時間を優先しながら「ゴルフの時間」を捻出しています。

 プロに対してなら「稼げないぞ!」で終わりかも知れませんが、限られた練習時間しかないアマチュアのレッスンで「これやらなきゃうまくならないぞ!」なんていえません。

大事な「時間」と「お金」を使ってゴルフに取り組んでいるアマチュアの「ワガママ」や「気持ちの変化」にも、よいコーチなら付き合ってくれる
大事な「時間」と「お金」を使ってゴルフに取り組んでいるアマチュアの「ワガママ」や「気持ちの変化」にも、よいコーチなら付き合ってくれる

 過去には僕も遠方から来た生徒さんに「できるようにならないとクラブチャンピオンになれない!」といって、しつこくスイングチェックしていたことがありました。運よく生徒さんとモチベーションの共有ができていたので、結果としてスイングや成績がよくなりましたが、同じことをしても練習が飽きてしまう人だっています。

「3カ月で100切り」と目標を共有しても、月に2時間しか練習に気持ちが向かわないこともあるのがアマチュアです。

 最初は「スコアメイク優先」といっていたのに、「とにかく飛ばしたい」や「キレイなフィニッシュにしたい」など、リクエストが変わってしまう人もたくさんいます。

「師匠と弟子」ではない以上、ゴルファーが飽きっぽくても気持ちがコロコロ変わっても付き合ってくれないと「悪いコーチ」だと感じてしまうでしょう。

 コーチとしての実績や認知度だけで満足してくれれば話は簡単ですが、「教わる側」はお金と時間を浪費しているので、「理解」と「実践」に努力を惜しまず勉強し続けるコーチと巡り合って欲しいと思います。

「三年勤め学ばんより三年師を選ぶべし」ということわざがありますが、3年経っても「進歩なし」だったら誰でもガッカリするはずです。

 もし通っているレッスンの良し悪しが見分けられなくても、結果が出なければ別のコーチの「体験レッスン」に行くなど、セカンドオピニオンするべきだと思います。

 みなさんがどんなにクラブの相談やレッスンで浮気をしても、教わっているのが「よいコーチ」なら、結局は元サヤに戻ってくるはずです。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。

【写真】インパクトあり! 練習場協会が作成した「教え魔」対策ポスターの数々

画像ギャラリー

静岡県ゴルフ練習場協会が制作した「STOP!教え魔」を訴える啓発ポスター
静岡県ゴルフ練習場協会が制作した「STOP!教え魔」を訴える啓発ポスター
静岡県ゴルフ練習場協会が制作した「STOP!教え魔」を訴える啓発ポスター
静岡県ゴルフ練習場協会が制作した「STOP!教え魔」を訴える啓発ポスター
静岡県ゴルフ練習場協会が制作した「STOP!教え魔」を訴える啓発ポスター
静岡県ゴルフ練習場協会が制作した「STOP!教え魔」を訴える啓発ポスター
「教わる側」のゴルファーにとって「よいコーチと悪いコーチ」とはどんな人のことで、見分け方はあるのか?
どんなによいレッスンやドリルでも、コーチとゴルファーが「同じ目的」を共有できないと意味や効果も変わってしまう
大事な「時間」と「お金」を使ってゴルフに取り組んでいるアマチュアの「ワガママ」や「気持ちの変化」にも、よいコーチなら付き合ってくれる
1 2

最新記事