バイクでゴルフ場に行くのってぶっちゃけアリ? どこに停めるのが正解なの?

一般的にゴルフ場に向かう際はマイカーや電車とバスを乗り継ぐなどの方法がありますが、バイクで行っても問題ないのでしょうか。

「2つの趣味を同時に楽しめる」とバイクでゴルフに行く人も!?

 ゴルフ場に行くときの交通手段は、車を使ったり電車やバスを乗り継いだりするのが一般的です。

バイクでの移動はフットワークが軽くて便利そうですが… 写真:AC
バイクでの移動はフットワークが軽くて便利そうですが… 写真:AC

 それらに比べてバイクは小回りが利く、車では入れないような細い道も通れるなどのメリットがありますが、バイクに乗ってラウンドに行く人は、あまり見たことがないかもしれません。

 では、バイクでゴルフ場に行くことはできるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。

「一般的に、ゴルフ場に行くときはマイカーを使う人が大半ですが、最寄り駅まで送迎バスを運行しているところでは途中まで電車で移動して、駅からバスに乗っていけるので、マイカーや免許を持っていない人もアクセスすることができます。しかし、車を使うとなると自分でキャディーバッグを積み下ろしする必要があったり、電車にバッグを持ち込んだ際には、かさばって周りの人に迷惑をかけてしまうなどのデメリットが考えられます。交通手段にはさまざまなものが挙げられますが、ゴルフ場としては特に『これで来てはダメ』といった制約はかけていないので、バイクで来場することももちろん可能です」

「キャディーバッグは宅配便に預けてしまえば、わざわざ自分で担いで歩かなくても済むため比較的身軽になると思います。大型バイクを運転するときには衝突や転倒による衝撃から体を保護するため、プロテクターや厚手のライダースーツを着込み、さらにヘルメットを着用すると思いますが、なかにはデザインが凝っていて派手なものもあります。注意点としては、重装備のいでたちはゴルフ場のドレスコードにはそぐわないといえるので、バイクを停めたら華美な装備品はその場で脱いでジャケットに着替えるなどしてから、クラブハウスに入るのが望ましいです」

「ほかにも、改造を施していてエンジン音や排気音が周囲に響き渡るほど大きくしているバイクの場合は、静かでくつろげる場を提供しているゴルフ場やほかのゴルファーに迷惑になってしまうので、乗ってくることは避けたほうが無難です」

「また、バイカーの間ではバイクから離れる際にヘルメットが盗難にあわないように『ヘルメットロック』で車体に固定する人も多いですが、脱いだ状態であればクラブハウス内に持ち込んでロッカーで保管しておくのも問題ないでしょう」

停める場所は車と同じでOK

 では、バイクでゴルフ場に来た際はどこに停めておけばいいのでしょうか。全国でゴルフ場を運営する株式会社東急リゾーツ&ステイの広報担当者は以下のように話します。

「ごくまれではありますが、弊社が運営しているゴルフ場でもバイクでお越しになられるお客様がいらっしゃいます。クラブハウスの脇に自転車を置けるスペースが用意されているところもありますが、あくまでも自転車専用でなおかつ基本的に従業員が使用するためのものですので、一般的には車でご来場された際と同じように、駐車場の枠の中に停めていただければ大丈夫です」

 さらに、最近ではSNSや動画投稿サイトにバイクでゴルフ場へ向かう様子を投稿している人も見かけるため、今後バイクとゴルフの両方を趣味としている人たちが少しずつ増えていく可能性もあります。

 日本には多くの「ツーリングスポット」と呼ばれる場所がありますが、ゴルフのついでにバイクでさまざまなところを巡ることができれば、観光要素も増してより一層充実した休日を過ごせるようになるかもしれません。

【写真】ゴルフのついでに花見も楽しめる!? 絶景! 桜の美しいコース

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アクセスも便利な京阪カントリー倶楽部で、お花見ゴルフを堪能しよう 写真提供:京阪カントリー倶楽部
誰もが見惚れる、進入路の桜並木 写真提供:京阪カントリークラブ
最寄りインターから約1キロで、こんなにのどかな風景に出合える 写真提供:名阪ロイヤルゴルフクラブ
桜の木で縁取られた、コース内の池 写真提供:名阪ロイヤルゴルフクラブ
春は桜色のトンネルと化す進入路 写真提供:有馬カンツリー倶楽部
面積1万平方メートル以上、250ヤードのドライビングレンジもご覧のとおり 写真提供:有馬カンツリー倶楽部
クラブハウス周辺にも見事な桜が 写真提供:有馬カンツリー倶楽部
“サクラホール”という別名にも納得の2番ホール 写真提供:有馬カンツリー倶楽部
バイクでの移動はフットワークが軽くて便利そうですが… 写真:AC

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