恐ろしくも美しい“浮島グリーン”のあるゴルフ場6選！ 大叩きしてもスリルと満足感は段違い!?

　セゴビアゴルフクラブ イン チヨダは、隅々まで奇才デズモンド・ミュアヘッドによる設計の妙が感じられる18ホールです。テーマは「魅惑の国 スペイン」で、個性的な各ホールにはそれぞれのホールデザインにちなんだ名前が付けられています。

　ギターのネック部分がバンカー、ボディーがグリーンになった3番パー3「ギター」、グリーン周りに画家ミロが好んだというシンボルをかたどったバンカーが4つも待ち構える8番パー3「ホアン・ミロ」、そして、ホールの左サイドに池ならぬ“スペイン名物の野菜スープ”が広がり、その中にアイランドグリーンが浮かぶ14番パー3「ガスパーチョ／冷たい野菜スープ」など。

　どれもが個性豊かで視覚的にもインパクトがあり、ドラマチックなラウンドを約束します。

「『ガスパーチョ』は池に囲まれたグリーンが特徴のホール。グリーンセンター狙いが基本ですが、風が吹くとクラブ選択が難しくなるのでご注意ください」（ゴルフ場スタッフ）

　クラブハウスはGRAND PGMならではのラグジュアリーな空間になっており、それもまた非日常の高揚感を誘います。

【コースデータ】
住所／茨城県かすみがうら市高倉1384
電話／0299-22-6000
コース／18ホール・7056ヤード・パー72
プレー料金（～5月30日・指定昼食付き）／平日1万3400円～、土日祝1万8500円～

　筑波山や霞ヶ浦を望む景勝地に造られた霞台カントリークラブは筑波コースと霞コースを有する36ホール。

　実際にプレーしたゴルファーから、「戦略的で正確なショットが求められる」「いつも池に入ってしまうので、次こそはリベンジしたい」という声が聞かれる浮島グリーンは筑波コースの3番パー4にあるのですが、なんと池の左右に2つ造られています。メガネのような、目玉のような、なんともユニークな景観です。

「どちらの浮島グリーンも小さめで、かつ外周にはバンカーが配置されているため安全にグリーンセンターを狙いたいところ。距離の短いパー4ですから、ティーショットはクラブ選択がカギとなります。セカンド地点からしっかりと打てる距離を残したほうがいいです」（ゴルフ場スタッフ）

　ティーイングエリアからグリーンを見るとわかりますが、適度なアップダウンもあるので、難易度はさらに増します。でも、だからこそ何度も挑戦したくなるはずです。

【コースデータ】
住所／茨城県稲敷市四箇3405
電話／029-894-2021
コース／筑波C:18ホール・6813ヤード・パー72、霞C:18ホール・6424ヤード・パー72
プレー料金（～5月30日・昼食付き）／平日7990円～、土日祝1万8990円～

　島ヶ原カントリークラブは今年で開場50周年を迎え、魅力にますます磨きをかけている36ホールのゴルフ場です。

　フラットで広いフェアウェイが特徴の東コースと、戦略性に富んだチャレンジングな西コースを有しますが、浮島グリーンがあるのは東コース7番パー3です。

　実はこのホール、浮島グリーンか普通のグリーンかが選択でき、浮島グリーンを選んだ場合は専用のティーイングエリアからプレーします。せっかくなら、ぜひこの名物ホールに挑んでみたいもの。

　ピンまでの距離は105～115ヤード。クラブ選択が成否を分けるので、慎重さとタフなメンタルの両方が必要です。

　西コースには、ティーイングエリア前の池がさりげなくプレッシャーを与えるドッグレッグの3番パー4、池越えの17番パー3など、攻める楽しさ満点のホールがそろっています。名阪国道・治田ICから約10分という近さも魅力です。

【コースデータ】
住所／三重県伊賀市島ヶ原8300
電話／0595-59-3000
コース／東C:18ホール・6422ヤード・パー72、西C:18ホール・6867ヤード・パー72　
プレー料金（両コース共通・～7月7日）／平日1万2100円、土曜1万6500円、日祝1万8700円　
※別途ゴルフ場利用税 950円 とゴルフ振興基金 30円 が必要
※プレー料金の詳細は公式ホームページを確認、またはゴルフ場へお問合せを