恐ろしくも美しい“浮島グリーン”のあるゴルフ場6選！ 大叩きしてもスリルと満足感は段違い!?

　浮島グリーンは名設計家ピート・ダイの代名詞。ピートダイゴルフクラブ VIPコースもご多分にもれず、14番パー3で浮島グリーンがプレーヤーを待ち構えています。

　怖いけれど一度はその洗礼を受けてみたい、というゴルファーは多いでしょう。

「グリーンは2段グリーンになっています。ピン位置に関わらず、グリーン中央を狙って確実にオンをさせるのが攻略のカギです」（ゴルフ場スタッフ）

　浮島グリーンのみならず他のホールも挑戦意欲を刺激するレイアウトで、ホールアウト後は達成感に包まれます。それも、ピート・ダイ設計コースの魅力です。

　プレーヤーからは、「ピート・ダイらしいうねりのあるフェアウェイ、池を巧みに使ったレイアウトなど、頭を使うゴルフが求められ厳しいラウンドでしたが、大変楽しくプレーできました」という声が聞かれました。

　みずからのメンタルやテクニックを知るためは最適なチャンピオンコースです。

【コースデータ】
住所／栃木県日光市嘉多蔵668
電話／0288-26-4888
コース／18ホール・6983ヤード・パー72
プレー料金（～5月30日・指定昼食付き）／平日8500円～、土日祝1万3000円～

「このホールのために来場しました」「ワンオンしたいので、また来場して再チャレンジ！」　

　そんな声が聞かれるのは岐阜県南東部、美濃焼の産地である土岐市に造られた新陽カントリー倶楽部。設計は、デズモンド・ミュアヘッドです。

「浮島グリーンのある7番パー3は、通常のパー3でワンオンするのとはまた違ううれしさと爽快感が得られるホールとなっています。風の影響を受けやすいので、クラブの番手選択と打ち出しの方向が非常に重要です。ワンオンの確率を上げるには大きい番手を持って、あまり高くない弾道でのコントロールショットがオススメです」（ゴルフ場スタッフ）

　7番の前後である6番パー5、8番パー4もミュアヘッドらしい景観の素晴らしさだけでなく、攻略意欲がわく個性豊かなレイアウトになっており、プレーヤーに強い印象を与えます。ゴルフの楽しさ、素晴らしさを存分に味わうことができるでしょう。

　なお、浮島グリーンの使用日は基本的に毎週火曜日・金曜日（祝日含む）。

「コンペのお客様にも大変好評で、浮島の使用日に合わせてご予約いただくことも多くございます。今後は曜日の変更や、週２回から週３回への増加も検討しています」（同）とのことなので、浮島グリーンにチャレンジしたい人は、事前に問い合わせておくと安心です。

【コースデータ】
住所／岐阜県土岐市鶴里町細野1378-3
電話／0572-52-2411
コース／18ホール・7080ヤード・パー72
プレー料金（～5月30日・昼食付き）／平日8590円～、土日祝1万6990円～

　京都ゴルフ倶楽部 上賀茂コースは戦後最初の新築ゴルフコースで、1948（昭和23）年7月に6ホール、10月に9ホール、翌年3月に18ホールが誕生しました。設計は赤星四郎。上賀茂コースのほか、市内の西賀茂船山に舟山コースを有しています。

　風格漂うコースの距離は控えめなものの、攻め方を間違うと大叩きしてしまうのがポイントです。

　特に4番パー4は、ティーグラウンドが浮島になった名物ホール。しかも、傾斜のきつい2段グリーンはバンカーに囲まれており、片時も油断できません。

　14番パー4は、浮島グリーンが待ち受けるホールです。

「左サイドにクリークとバンカーあるので、ティーショットは右サイドが狙い目です。グリーン周辺は、池に向かって大きく傾斜しています。そのため、セカンドショットはバーディー狙いで果敢にグリーンを攻めるか、またはパー狙いで池の手前にレイアップし、アプローチショットでグリーンを狙うか。プレーヤーはその選択を迫られます」（ゴルフ場スタッフ）

　京都市内から車で20分とアクセスもいいので、京都観光にゴルフを組み込んでみてはいかがでしょうか。ここでのプレーは、ゴルフ経験値をグッと高めてくれるはずです。

【コースデータ】
住所／京都府京都市北区上賀茂本山
電話／075-791-2161
コース／18ホール・5827ヤード・パー69
プレー料金／平日1万5910円、土日祝2万4160円
※予約は会員の紹介が必要