- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- ハーフプレーはタイパ最高!? レッスンプロが勧めない理由とゴルフ場が推奨する活用法とは?
タイムパフォーマンス(タイパ)を重視する現代において、9ホールだけをプレーする「ハーフラウンド」が注目を集めています。しかし、ゴルフ上達の観点から見ると、本当に効果的なのでしょうか。
上達の観点からは「原則オススメしない」
仕事やプライベートで忙しい現代人にとって、サクッと回れるハーフプレーは魅力的な選択肢に思えます。しかし、ゴルフの上達やスコアアップを目指すのであれば、手放しで推奨できるわけではないようです。岐阜県にある4+FUNゴルフスクール代表で、ティーチングプロの安藤恵莉氏は以下のように話します。
「本格的なスコアアップを目指すのであれば、原則としてハーフプレーはオススメしていません。なぜなら、ゴルフは18ホールのトータルでいかにスコアをまとめるかが重要なスポーツだからです。前半叩いてしまっても後半でどうリカバリーするか、あるいはプレッシャーの中でどう18ホールを耐え抜くかという経験が上達につながります」

「また、コスパやタイパの面でも意外と非効率になりがちです。とくに都心からゴルフ場へ向かう場合、往復の移動時間を考えると9ホールだけでは割に合いません。スコアが良くても悪くても『追加で9ホール回りたくなる』ゴルファーが多いので、結局時間とお金がかかってしまうケースも少なくありません」
上達を第一に考えるなら、やはり18ホールを通してプレーする体力をつけ、マネジメントを学ぶことが不可欠なようです。ただ、安藤氏は「目的が明確であれば例外的なケースもある」と付け加えます。
「たとえば、よく行くコースで『どうしても苦手な特定のホールを克服したい』といった目的がある場合や、研修生やプロのように1ホールで複数球打てるような特別な環境下での練習であれば非常に効果的です。また、たまに気分転換として『ハーフベスト』を狙うようなイベント感覚で活用するのも良いかもしれません」
ただなんとなく9ホールを回るのではなく、自身の課題に合わせて戦略的に利用することが、ハーフプレーを上達につなげるための鍵となりそうです。
ビギナーや年配ゴルファーにはメリット大
一方で、ゴルフ場側はハーフプレーの需要についてどのように捉えているのでしょうか。岐阜県に位置するいわむらカントリークラブの支配人・志村努氏は、以下のように話します。
「当コースでもハーフプレーの枠を設けていますが、特にビギナーや年配のゴルファーにとってはメリットが大きいと感じています。たとえば初ラウンドのビギナーの場合、18ホールで150打前後も打つと疲労困ぱいしてしまい、後半は集中力が持たずゴルフが嫌いになってしまうこともあります。ハーフであれば体力的に無理がなく、集中力が続くうちに『楽しかった』と終えることができます」
「また、季節に応じた柔軟な使い方も推奨しています。真夏の猛暑日は涼しい早朝のみ、逆に真冬は気温が上がる日中だけプレーするなど、体調管理をしながら楽しめる点も、大きなメリットだと思います」
このようにラウンド慣れしていないゴルファーや、体力的に厳しい年配ゴルファーにとっては最適なプランといえそうです。上達のためのフルラウンド、手軽に楽しむためのハーフラウンドと、自身のレベルやライフスタイルに合わせて柔軟に選択することがベストといえるでしょう。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking











