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- 「RAV4」「フォレスター」などライバルSUVと何が違う! マツダ新型「CX-5」のゴルフ使いで実感したメリット
3代目へと進化したマツダCX-5は、ボディサイズの拡大によって後席や荷室の使い勝手が向上しました。ゴルフ場への移動や同伴者とのドライブで、その進化はどのような価値をもたらすのかを検証します。
先代よりサイズアップしてどう変わった?
キープコンセプト路線で進化を遂げた3代目のCX-5は、先代モデルと比べてパッケージングが大きく見直されている。
先代モデルのボディサイズは全長4575ミリ、全幅1845ミリ、全高1690ミリだったのに対し、新型は全長4690ミリ、全幅1860ミリ、全高1695ミリ。全長は115ミリ、全幅は15ミリ拡大した。さらに、ホイールベース(前後輪の車軸間距離)も、プラス115ミリの2815ミリへと伸びている。
つまり、後席や荷室を含めた“人と荷物のための余裕”が増したことが、新型の大きな進化点だ。

同伴者を乗せる機会が多いゴルファーにとって、この余裕はそのまま使いやすさにつながる。大きくなったとはいえ、全長4690ミリ、全幅1860ミリというサイズは、日本のゴルフ場や立体駐車場、街中の取り回しを考えても現実的な範囲に収まっている。
先代譲りの品の良いデザインは、ゴルフ場の駐車場やクラブハウス前に置いても悪目立ちしない。SUVらしい存在感はありながら、過度に威圧的ではなく、ゴルフという大人の趣味にも自然になじむ雰囲気を備えている。
もう一つの変化は、走りの方向性だ。先代モデルは、ガソリンエンジンに加えて、2.2リッターディーゼルという選択肢を持ち、特にその力強いトルクが人気だった。新型はまず 2.5 リッターガソリンのマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV G 2.5」からスタートする。ディーゼルの太い加速を知るユーザーには物足りなさを感じる場面もあるかもしれないが、発進時の滑らかさや低速域の扱いやすさは、街乗りから高速巡航まで確実に洗練されている。
ゴルフ場までの道のりは、何より「疲れにくいこと」が価値になる。新型CX-5は、そこをよく分かっている。
実際に走らせてみると、とても軽快感がある。SUVとしての安定感を保ちながら、ステアリング操作に対する反応が素早く、コーナーが続く郊外路でもキビキビと走る。大柄なSUVにありがちな鈍さは顔を出さず、運転していてリニアリティを感じさせる。
上質な室内と積載性でライバルに挑む
インテリアまわりの進化も見逃せない。室内に乗り込むと、まず感じるのは開放的で落ち着いた雰囲気だ。こだわりのインテリアコーディネーションは、明るさと上質感のバランスがよい。
運転席は最適なシートポジションを取りやすく、ステアリング、ペダル、シフトまわりの配置も自然。長距離移動で疲れにくいだけでなく、運転の楽しさを大切にしているマツダらしいところだ。
後席はホイールベース拡大の恩恵でゆとりがあり、4人乗車でのラウンドにも対応しやすい。パノラマサンルーフを備えた仕様であれば、より開放的に過ごせるだろう。いずれにせよ、室内の余裕が増したことで同伴者に窮屈な思いをさせにくくなった点は大きな魅力だ。

ライバルは多い。トヨタRAV4はアウトドアテイストを打ち出し、同ハリアーは都会的なラグジュアリー感を前面に出す。日産エクストレイルは電動感のある走り、スバル・フォレスターは悪路での走破性や運転のしやすさが強みといったところ。
その中でCX-5のアイデンティティは、デザイン、走り、室内、荷室、価格などを高次元でまとめたバランスの良さにある。一芸で選ばせるSUVではなく、長く付き合うほどよさが分かるタイプだ。
ゴルファーズカーには、数字だけでは測れない快適さが大切だ。高速道路で自然に流れに乗れること。ワインディングで同乗者を不安にさせないこと。クラブハウス前に乗りつけても品良く見えること。帰路の渋滞でもくつろげること、など。
スコアカードには記されないが、ゴルフライフの満足度を確実に上げてくれるのがCX-5だ。
マツダCX-5 (L e-SKYACTIV G 2.5 4WD)
◆全長×全幅×全高:4690×1860×1695ミリ◆車両重量:1770キロ◆エンジン形式:2.5リッター直列4気筒DOHC◆最高出力:131kW(178ps)◆最大トルク:237N・m(24.2kgf-m)◆モーター形式:交流同期電動機◆モーター最高出力:4.8kW(6.5ps)◆モーター最大トルク:60.5N・m(6.2kgf-m)◆WLTCモード燃費:14.2キロ/リッター◆定員:5人◆車両価格:436万1500円(税込み)
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