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- 会員の雰囲気が全然違う!? ゴルフ場に根付く「文化」って何だ?
PCやスマホから気軽にビジター予約ができる今の時代。にもかかわらず、依然として高い人気を誇るゴルフ会員権もあります。今回は、実際にメンバーになってみないとわからない魅力のひとつ、“ゴルフ場の文化”について考えます。
「クラブ選手権」の出場者を快くパスさせるのも“文化”
ゴルフ会員権を持つのか持たないのか、また保有したとしても、メンバーライフの何に価値を見出すのかは、人それぞれ。
でも、もしも会員権を持ったならば「ぜひ一度は競技会にチャレンジしてみてほしい」と前田さんはいいます。
メンバーになると、「競技会」への参加が可能になります。毎月開催される「月例会」やハンディキャップ競技の「理事長杯」、そのゴルフ場のナンバーワンを決める「クラブ選手権」など、さまざまな競技が用意されています。

「僕が初めて『クラブ選手権』に参加したのは、平成7年ごろ。ゴルフ場から『予選を通過したので、次週はマッチプレーです』といわれ、びっくりしたのを覚えています。36ホールのストロークプレーによる予選を通過した上位16人が決勝トーナメントに進み、マッチプレーで腕を競い合うという話でした。当時はマッチプレーなんてやったことがなかったので、何の先入観もなく次の週を迎えました」
前田さんが所属していたゴルフ場では、マッチプレーの競技者が他のメンバーのプレーより優先される“文化”が根付いていたそうで、前組のメンバーさんたちは前田さんたちマッチプレー組を快くパスさせてくれただけでなく、「頑張ってください!」と熱い声援を送る人も。
「広いフェアウェイで、たった二人で戦うというプレースタイルにも感動しましたが、何よりみなさんの紳士的な対応に驚きましたし、応援していただくことが心からうれしかったですね。これがまさに、そのゴルフ場の“文化”だったんです。素晴らしいと思いませんか」
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