女子ゴルフで生まれた衝撃の一打… 河本結の“神ワザ”ティーショットに取り乱す実況アナ＆解説者 「わーわーわーー!!!」

　11日に開幕した国内女子ツアーの第5戦「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」初日。

　ツアー3勝目を狙う河本結が“スーパーショット”を披露し、会場に駆けつけたギャラリーの視線をくぎづけにした。

　スタートの1番で幸先良くバーディーを先行させ、いい流れの中で迎えた2番パー3。河本が力強いスイングで放ったボールは、大きな弧を描きながらピン手前に着弾してカップの真横でピタリと停止。ホールインワン寸前の超スーパーショットとなり、バーディーチャンスにつけた。

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の公式X（旧ツイッター）は、「ピンの根元にピタリ！」「河本結のもう少しでホールインワンとなるスーパーショット」と実際の映像を公開し、「バーディーゾーンがあまり……」と、このホールの難しさを語ろうとしていた解説者も「わーわーわーー!!!」と河本の一打に思わず絶叫。続けて「彼女にとっては易しかったかもしれませんね（笑）」「ナイスショット！」と賛辞を送った。

　その後のパットを難なく沈めて、この日早くも2つ目のバーディーを奪取した河本。今季はここまで優勝こそないものの、現在3戦連続トップ10フィニッシュと好調を維持。昨年8月の「NEC軽井沢」以来となるツアー3勝目を狙う。

1998年8月29日生まれ、愛媛県出身。ツアーを席巻している「黄金世代」の一人。両親の影響で5歳からゴルフを始め、2018年にプロテスト合格。19年の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でツアー初優勝を挙げる。24年「NEC軽井沢」で約5年ぶりとなる2勝目を手にした。弟はプロゴルファーの河本力。リコー所属。