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- 「ピンを狙わない勇気」河本結がノーボギーのラウンドで魅せた判断力
首位と3打差の3アンダー13位タイから出た河本結(かわもと・ゆい)が、2日目に6バーディー、ノーボギーの「66」で回り通算9アンダーの暫定3位タイでフィニッシュした。
前夜に毎日念入りなマネジメント
◆国内女子プロゴルフ 第13戦
宮里藍 サントリーレディスオープン 6月12~15日 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県) 6558ヤード・パー72
首位と3打差の3アンダー13位タイから出た河本結が、2日目に6バーディー、ノーボギーの「66」で回り、通算9アンダーの4位タイでフィニッシュした。

ノーボギーのラウンドに「満点ではないけれど本当にいいゴルフができました」と笑顔を見せた。
好スコアの裏にあるのは、念入りに行ったマネジメントにある。大会アンバサダーの宮里藍さんがコースセッティングを行うが、「考えさせられるピン位置。すべてピンに打っていいわけじゃない」。
試合前日の夕方に知らされる翌日のピン位置をホテルで頭に叩き込んだ。「18ホールをここに打つという自分の答えを出してから本番を迎えるのですが、その通りにプレーしていく感じです」。
宮里は自分がセッティングしたコースを、選手がどう攻めるのかを見ているというが、この日の河本はその意図を理解し攻略に成功。例えば7番パー4ではピンまで残り138ヤードの第2打を8番アイアンで左からの傾斜4メートルにつけたのは、「ピンを狙いたかったけど右からの傾斜があったから」と説明した。
「優勝して全英出場を決めたい」
研ぎ澄まされた集中力。2週間前の海外メジャー「全米女子オープン」を経験したことも大きかった。「米ツアーはいいショットもミスにつながる。たとえば傾斜でも1ヤード右だったら、そこから40ヤードも転がり落ちていったこともある。だからいいショットを打ち続けないといけないというのが収穫。99点だとダメ、100点を打てるようにならないと」。
これこそ、20年の米ツアー参戦から翌年には撤退したが、厳しい環境に身を置いてきた貴重な経験は国内ツアーでのプレーと結果に生かされている。ちなみに全米女子オープンでの最大の収穫は「コ・ジンヨン(韓国)と仲良くなれたこと」と笑う。連絡先を交換してからは「来週は(全米女子プロゴルフ選手権で)一緒にご飯行こう」と約束しているという。
技術的にも精神的にも大きく成長した印象を抱かせる河本。ツアー3勝目も視界に入っているが「(上位2人に与えられる)優勝して全英(AIG女子オープン)出場権を決めたい」と意気込む。
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