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- 「まあ、外してもプレーオフ」 初V・荒木優奈の脳裏にあった“楽観的思考”と互いを高め合う“同期の存在”
20歳のルーキー・荒木優奈(あらき・ゆうな)が、国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」の最終日を5バーディー、1ボギーの「68」でプレー。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、悲願のツアー初優勝を飾った。
入谷響に続く97期生2人目の優勝「私も優勝者になりたい」
◆国内女子プロゴルフ 第24戦
ゴルフ5レディス 9月5~7日 ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県) 6505ヤード・パー72
下りの1.5メートルが残ったウイニングパット。リードはわずか1打で、外せばプレーオフにもつれる大きなプレッシャーがかかる中、20歳のルーキー・荒木優奈はこれを難なく沈めて歓喜の瞬間が訪れた。

「自分のストロークができるように集中した」
命運を分ける緊張の場面をこう振り返ったが、一方では「まあ、外してもプレーオフだし」と、どこか楽観的な思考も頭にあったという。
この日は序盤の2番でいきなりボギーが先行する苦しい出だしで首位を追う展開になったものの、それを引きずることなく5番からの3連続バーディーで優勝争いに食らいついた。
「焦りはなかったけど、終盤は難しいホールが続くので、早いうちにバーディーを取らないといけないと思っていた」
その狙い通り、後半12番と13番の連続バーディーでついに単独首位に浮上。その後は手堅くパーを重ねて試合を優位に運んだ。
5バーディー、1ボギーの「68」。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、高校の先輩でもある柏原明日架を1打差で振り切っての鮮やかなツアー初勝利。昨年のプロテストに合格した97期生の優勝は、6月の「ニチレイレディス」を制した入谷響に続く2人目だ。
「『スゲー!』って思って感動した。ステップ・アップ・ツアーでも勝ってる人がたくさんいて、私も優勝者になりたいと思っていた。みんなの活躍のおかげで(私も)頑張ろうと思いました」と同期の存在が“原動力”となり、互いに刺激し合える“戦友”であると笑みを浮かべた。
次戦の国内メジャー「ソニー日本女子プロ選手権」は、その97期生が誕生した昨年の最終プロテストの地でもある茨城県・大洗ゴルフ倶楽部が戦いの舞台。入谷に加え、青木香奈子、寺岡沙弥香、都玲華、吉田鈴ら多くの同期も出場を予定している。
狙うは2週連続優勝とメジャー制覇。プロのスタートラインに立った思い出の地で、荒木を中心とした97期生たちの躍動が見られるはずだ。
荒木 優奈(あらき・ゆうな)
2005年6月17日生まれ、熊本県出身。4歳からゴルフを始め、22年「日本ジュニアゴルフ選手権」、23年「オーストラリアン・マスター・オブ・アマチュア」で優勝の実績を持つ。24年のプロテストに合格し、同年の「JLPGA新人戦加賀電子カップ」を制する。25年9月の「ゴルフ5レディス」でツアー初優勝を飾った。
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