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消滅へ一直線と思われたがCEOは強気! リブゴルフは「400億円」新スポンサーを本当に探せるのか?
PIFによる資金支援終了が決まり、破産申請の可能性まで報じられたリブゴルフ。しかし、スコット・オニールCEOは新たな出資者探しとツアー縮小による“延命策”に動き出している。崖っぷちのツアーで、選手たちはどんな決断を下すのか?
資金繰りがうまくいっても“縮小”は避けられない
サウジアラビアの政府系ファンド「PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)」からの支援が2026年いっぱいで打ち切られることが決まり、27年以降の存続が危ぶまれているリブゴルフ。
5月20日には、米メディアによって「破産申請を検討中」と報じられたばかりで、そんなニュースを耳にすると、リブゴルフはいよいよ危ないのだろうと感じさせられる。
しかし、リブゴルフのスコット・オニールCEOは、苦渋の表情を見せるより、むしろ自信さえ垣間見せながら、リブゴルフ選手たちに近況と今後の方針を伝えたという。
そして、PIFに代わる新たな出資者候補が挙がり始め、近々にプレゼンテーションを行なう予定であることも明かした。

それは、リブゴルフに光明が見えたということなのだろうか。
リブゴルフを生き残らせるために奔走しているオニールCEOは、すでに社外取締役2名を迎え入れ、米ニューヨークを拠点とする投資銀行デュセラパートナーズとパートナーシップ契約を結ぶなどして、今後の選択肢を探っている。
27年以降もリブゴルフを存続させるために、リブゴルフが新たな出資者に求めようとしている投資額は、2億5000万ドル(約400億円)から3億5000万ドル(約550億円)だと言われている。
そして、米アクシオスは「この金額が得られれば、リブゴルフは2年で利益を出せるようになる」と試算しているという。
新たな出資者からの投資額が2億5000万ドルに満たない場合でも、フランチャイズ化されているリブゴルフのチームの中には、それなりの「財」を成しているものもあるため、そうしたチームからの借り入れ金やTV放映権料などを併せ、リブゴルフが2億5000万ドルに近い金額をかき集められる可能性は、「そこそこある」とも見られている。
ワシントン州のトランプナショナルGCで5月に開催されたバージニア大会の際、オニールCEOは「私たちは進むべき方向に着実に進みつつある」と語り、悲壮感や焦燥感を見せることなく、胸を張っていた。
とはいえ、資金繰りがうまくできたとしても、27年の年間試合数はこれまでの14試合から10試合前後まで減らす見込みだとのこと。
また試合開催地は、近年の開催で多くのギャラリーが入って盛り上がったオーストラリア大会や南アフリカ大会などの成功例にならい、米国外での開催が主体となる見込みだという。
これは、PGAツアーの大会やメジャー大会が頻繁に開催される米国より、世界のトッププレーヤーたちのゴルフを間近で見る機会が少ない国や地域で試合を開催するほうが、リブゴルフに対する注目が少しでも高められると考えた上での戦法だと考えられる。
ある意味、娯楽が少ない場所にリブゴルフというエンターテインメントを持ち込むことで成功を収めようという考え方のようで、片田舎に移動サーカスがやってくる状況を思い浮かべると、分かりやすいのではないだろうか。
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